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編集長の日記-全英女子オープンとロイヤルリザムアンドセントアンズのこと

2006-07-28

本誌の編集に集中するため、このブログを長らくお休みさせていただいておりました。
申し訳ありません。今後は定期的に更新していく予定ですので、よろしくお願いいたします。

さて、全米オープン、全英オープンと、あっという間に終わり、いよいよ8月3日から、全英女子オープンが始まります。出場権がある宮里藍選手、不動裕理選手、横峯さくら選手、天沼知恵子選手、米山みどり選手などには、ぜひ頑張ってもらいたいですね。

全英女子オープンは女子のメジャー競技の一つですが、男子の全英オープンのようにR&Aの主催ではなく、レディースゴルフユニオンという、いわゆる「女子ゴルフ協会」の主催で、イギリスのシリアルを作っているウィータビックスという会社がメーンスポンサーになっています。

全英女子オープンが始まったのが1976年、岡本綾子選手が1984年にこの大会に勝っていますが、メジャー競技になったのが2001年からですから、残念ながらメジャー優勝ということにはなりません。同様に、男子の須貝昇選手も2002年に全英シニアオープンに勝っていますが、このときもメジャーとしてカウントされていません。だからといって、二人の偉業は何ら色あせることはありませんね。

今年の開催コースはイングランドにあるロイヤルリザムアンドセントアンズ。
このゴルフ場は、男子の全英オープンも開催されているコースなんですが、ただ一つ、ほかのリンクスコースにはない特徴があります。
全英オープンを開催するリンクスコースは、すべて海に面しているんですが、ロイヤルリザムアンドセントアンズは、ただここだけ海に面しておらず、ゴルフ場から海は見えません。
もともと海に面していたんですが、海岸線に砂が堆積してきて、内陸になってしまったそうです。

私は、1987年(このときはコース撮影だけ)と96年の2回、取材でこのコースに行っていますが、ほかのリンクスコースと違って、ゴルフ場の周りをぐるっと住宅が取り囲んでいて、何だかアットホームな印象があります。また、コースから車で10分くらいのところにブラックプールという観光地があり、宿泊施設や交通の便がよく、トーナメントの雰囲気も明るいです。

コースの特徴は、フェアウエーにアンジュレーションがけっこうあり、フェアウエーも学校の校庭みたいに硬いです。
必然的に、ティショットをフェアウエーに打っても、どこに転がるか予想がつかないようなところがあります。

1996年の全英オープンのときのことです。練習ラウンドでニック・ファルドが2番ホールのティショットをアイアンで打って、ボールが小さなマウンドではねて、右の深いラフに入ってしまいました。
打ち直してまた同じマウンドではねて、今度は右のセミラフ。3球目もまた同じマウンドではねて、今度はボールはフェアウエーの真ん中に転がりました。

マウンドのはね方一つで、深いラフもあればフェアウエーの真ん中に転がることもあるというのが、ここのようなリンクスコースの特徴ですが、それにしても、ティショットで同じマウンドを狙って50センチくらいを打ち分けていた全盛期のニック・ファルドには驚かされました。

ボールのはね方はある種の運みたいなものもあるのでしょうが、ファルドのショットを見て、すべてが運では片づかないと思いました。やはり実力のある選手が勝つのでしょう。
そんなことを考えつつ、全英女子オープンを見たいと思います。

全英女子オープンオフィシャルサイト
http://www.lgu.org/championships/weetabix_open_2006/

ロイヤルリザムアンドセントアンズゴルフクラブ
http://www.royallytham.org/

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