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編集長の日記-PGA TOUR

2006-10-31

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この時期、新製品の展示会が多いのですが、今回は先日行ったPGAブランドの展示会の話を書きたいと思います。
PGAというのは、いわずと知れた社団法人日本プロゴルフ協会のことですが、PGAがゴルフウエアやバッグ類を生産しているわけではなく、興和という会社がPGAからライセンスを受けて発売しているものです。
興和さんは漢字で書くより「コーワ」とカタカナで書いたほうがよく分かると思いまが、『キャベジンコーワ』や『バンテリン』などを発売している会社です。
同社は薬品関係のイメージが強いですが、もともとは繊維でスタートした会社だそうです。

PGAのウエアというと、これまで”KING OF GOLF”というキャッチフレーズの質実剛健&ティーチングプロがよく着ているというイメージ。アマチュアが着ていると「プロに間違われそう」という敷居の高さがありましたが、展示会の商品を見ると、おお、なかなかいい感じじゃないですか。
聞けば”KING OF GOLF”は2005年のモデルからつけていないそうです。勉強不足でスミマセン。

ウエア関係では、『PGA』のラインと『PGA TOUR』のラインがあって、簡単にいうと『PGA』のほうはライフスタイルを楽しむプレーヤー向け、『PGA TOUR』は競技志向のゴルファー向けになっています。
『PGA』はやっぱり腕前がしっかりしたゴルファーが着るとかっこよさそうです。シャツのボタンも凝っていて、回りにPGAという文字が彫り込み加工されていて高級感もあります。ただし、一般的なゴルフアパレルの商品よりはお安い価格設定になっています。これも、自社で繊維を扱っているからこそでしょう。

一方、プロやアスリートゴルファー向けの『PGA TOUR』のラインは、デザインや色使いが大胆で、けっこう売れそうな感じがしました。
ただし、ちょっと気になったのは『PGA TOUR』というラインがあるのに、肝心の”PGAツアー”が日本にないということです(シニアは別)。
これは私がゴルフ雑誌をやっているから気になっているだけかもしれませんが・・・。

JGTOが主管するジャパンゴルフツアーは、実質的に日本の”PGAツアー”でありながら、PGAの冠はついていません。
これはJGTOが1999年にPGAから半ばけんか別れのように分離独立したことに端を発していて、それからずっと今まで引きずっている問題です。

日本プロゴルフ協会が持っているPGAおよびPGA TOURという商標については、非常にデリケートな問題も含まれていて、あれこれ綱引きがあったように聞いています。PGAにとってはいわば会社の「看板」とか「のれん」みたいなものですから、おいそれと貸したり売ったりできるものではないのはよく分かります。
でもやっぱり、私は日本にPGAツアーがないということについて違和感をぬぐえません。
これが私だけでなく、ゴルフファンの多くが感じていることだとすると、日本のゴルフ界にとってはいいことではないと思います。

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シャツのボタンの回りにある「PGA」の彫り込み。凝ってます


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