編集長の日記-夢のゴルフコースへ〜米国東海岸編〜
2006-12-14

週刊パーゴルフで連載中の「伊集院静 夢のゴルフコースへ Fairway of Dreams」が単行本になりました。
今回は米国東海岸編。米国西海岸編、米国ハワイ編に続く第3弾です。
この本には、パインハーストリゾート、TPCソーグラス、ベイヒル・クラブ&ロッジ、ベスページステートパークなどのゴルフコースを作家の伊集院静先生が回ってつづられた文章が、写真家の宮本卓さんの美しい写真とともに収められています。発売は12月22日、定価2500円(税別)です。
また出版記念といたしまして、12月20日(水)に東京都中央区の福家書店銀座店で伊集院先生のサイン会を行います。時間は18時から19時までですので、ぜひお越しください。
アメリカの西海岸は、アメリカのゴルフの発祥の地。ニューヨークの郊外に移民たちが最初に造ったコースからフロリダのリゾートコースまであり、これほどバラエティーに富んだ地域はないでしょう。
伊集院先生はこの本の中で、「そこにゴルフコースがあるのには何かの理由がある。」と書かれています。
ゴルフコースが存在する理由とは何かを考えることは、それはもはやプレーの域を超えたゴルフコースとの対話といえましょう。
成り立ちや歴史など、ゴルフコースにはさまざまな顔があります。顔に刻まれたしわがその人の人生を表すように、伊集院先生はその表情を読み取る作業をもって、ゴルフコースの存在理由を解こうとされているようです。
これは写真にも同じことがいえると思います。
この本の中には、私も取材で訪れたコースがいくつかあります。プレーしたコースもあります。ところが宮本さんの写真は、私の記憶の中にある風景よりも数段美しい。
それは、私がゴルフコースで下を向いて歩いてばかりいたためか、ゴルフコースとの対話がまだ不十分だったからかもしれません。
この本、というよりこの連載は、こうした作家と写真家のゴルフコースとの対話の中から生まれているものだからこそ、ゴルファーの胸を打つのだと私は思っています。


