編集長の日記-今年の米ツアーはちょっと違う
2007-01-19
日本のプロゴルフツアーの開幕は女子が3月2日で男子が4月12日ということで、まだまだ先の話なんですが、米男子ツアーは早くも1月の第1週から早くも開幕していまして、先週はソニーオープン・イン・ハワイ、今週はボブ・ホープ・クライスラー・クラシックが行われています。
男子のツアーは、今年もタイガー・ウッズ選手が中心になることは間違いなさそうで、だれがウッズ選手を止めるかということに注目ですが、丸山茂樹選手、今田竜二選手、丸山大輔の活躍にも期待したいです。
もっとも、気になるのはそれだけではなく、システムが変った米ツアーがどうなるかということ。
今までは、シーズンの開幕から最終戦までずーっとツアーがあって、賞金でランキングが決まっていましたが、今年はフェデックスという貨物会社がスポンサーになり、通常のシーズンツアー、プレーオフ、フォールシーズンとツアーが3つに分かれました。
なにぶん選手にも私にも初めてのことなので、よく分からないことだらけなんですね。
ということで、今年の米ツアーの仕組みを少しおさらいしておきましょう。
ます、1月のメルセデスチャンピオンシップから8月のウインダムチャンピオンシップまで36試合を「フェデックスカップシーズン」として、毎試合順位に応じてポイントが選手に付加されます。
次に「プレーオフ」。
ここまで上位144人が8月のバークレイズクラシックに出場できて、次の試合から上位120人、次が70人、最後のツアーチャンピオンシップは上位30人が出場して、プレーオフシーズンの総合ポイントに応じてボーナスが支払われます。
で、最後の「フォールシーズン」というのは、ポイント制ではなく、7試合の賞金ランキングで翌年のシード(125位)を決定します。
年間チャンピオンは獲得賞金で決まるのか、プレーオフの勝者なのか、自分で書いていてもよく分からないことが多いのですが、シーズンが進めば私の理解度も上がってくるんじゃないかと思っています。
今のところは、後楽園球場でクイズをやって、勝ち抜いた人がアメリカ本土に行けて、ニューヨークで最終決戦みたいな、アメリカ横断ウルトラクイズならぬアメリカ横断ウルトラゴルフツアーというふうに理解しております(笑)。
週刊パーゴルフのトーナメント記録のページに「フェデックスポイント」を随時掲載していますので、参考になさってください。
それはそうと、なんでこんな複雑な形になったかというと、いろんな理由があって、一つはツアーをエキサイティングにするという理由。また、ツアーの賞金額が上がりすぎて、スポンサーが「もうこれ以上お金出せません」というところがちらほら出てきて、「ちゃんと選手出しますよ」というツアー側のスポンサーに対する配慮もあったのでしょう。
開幕から4月初旬のマスターズ前くらいまでとか、8月中旬の全米プロ選手権が終わったら大物選手はあまりツアーに出てきませんからね。
あと、アメリカのメジャースポーツとのからみもあると思います。
NFLが9月、NHL10月から、NBAが10月に開幕して、MLBも10月からプレーオフが始まります。
つまり、ゴルフのメーンの大会は9月の中旬までに終わらせたい。そのために、去年まで11月にやっていたツアーチャンピオンシップを9月の下旬に持ってきたと。
また、例年3月にやっていて、マスターズの前で影が薄い準メジャーのプレーヤーズチャンピオンシップをマスターズと全米オープンの真ん中の5月に持ってきたりもしています。
世界ナンバーワンのツアーなのに危機感を持ってやっている。日本のツアーも少し見習ってもらいたいですが、いずれにしても、今年の米男子ツアーはどう変るか楽しみですね。


