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ルールの王様
アテストとアプルーブの欄を取り違えてスコアカードに署名したが……

2006-01-30

問題
 クラブの月例競技に参加したP君は、日ごろの練習の成果が実って、ひょっとしたら優勝かと思えるスコアでホールアウトできました。P君は高ぶる気持ちを抑えられません。マーカーのQ君が「アプルーブ」の欄に署名していることに気づかないで、P君は「アテスト」の欄に署名してスコアカードを提出してしまいました。  クラブハウスで前祝いのビールを飲んでいたP君ですが、ふとその誤りに気づき、顔が真っ青になりました。  次の中で正しいのは?
解答:A
P君だけ競技失格となる。
解答:B
P君もQ君も競技失格となる。
解答:C
P君もQ君も競技失格とはならない。

解説
「マーカー」は、通常、同伴競技者がその役目を務めます。例えば、A、B、C、Dの4人1組の場合、AのマーカーはB、BのマーカーはC、CのマーカーはD、DのマーカーはAです。これを、AのマーカーはB、BのマーカーはAとするべきではありません。
「アテスト」とは、マーカーである同伴競技者が競技者のスコアを点検して間違いないことを証明するためにスコアカードに署名するものであり、「アプルーブ」とはマーカーのアテストを確認した競技者が「このとおり間違いありません」と副署することなのです。
 さて、事例のP君とQ君のように、互いに「アテスト」と「アプルーブ」の欄を取り違えて署名した場合、かつては、Q君は罰なしだが、P君は競技失格となりました。
 しかし、これは厳しすぎるのではないかということで、1987年の裁定で、このスコアは有効であるとし、P君には罰は課せられないとの判断が下されています(裁定6-6b/1)。

答え

※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

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