ルールの王様
黄色杭のコース側に球がくっついて止まっていて、プレーできない……
2006-02-06
問題
P君の球は池の方向へ飛んでいきました。幸い球は池の中には入りませんでしたが、容易に抜けそうにない黄色杭のコース側にくっついて止まっていて打てません。
この場合の処置について、同伴競技者たちは次のように意見を述べています。正しいのはどれですか。
解答:A
容易に抜けそうにない黄色杭は動かせない障害物だから、罰なしに、動かせない障害物の措置をとりプレーを進めればよい。
解答:B
P君の球はウオーターハザード内の球であるから、あるがままにプレーするか、あるいは1罰打を受け、ウオーターハザードの措置をとるほかない。
解答:C
黄色杭が妨げとなりプレーできないのだから、1罰打を受け、アンプレヤブルの措置をとりプレーを進めるほかない。


ゴルフ規則の基礎をきちんと把握していなければ解決できません。
定義59のウオーターハザードの本文の末尾に、「球がウオーターハザード内にあるか、一部でもその球はウオーターハザードに触れているときは、その球はウオーターハザード内にある球である」とあり、P君の球はウオーターハザードの球です。
次に規則24-2の注1に「球がウオーターハザード内にある場合、動かせない障害物からの救済を罰なしに受けることはできない。球をあるがままにプレーするか、規則26-1に基づいて処置しなければならない」と定められています。
ただし、黄色杭が容易に抜けるものであれば、動かせる障害物として、その杭を抜いてあるがままにプレーすることができます。
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。
