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ルールの王様
P君はバンカー内のQ君の球のそばにある枯れ枝を取り除いた。Q君はその枯れ枝を元に戻さないと罰を受ける?

2006-04-10

問題
 P君は、バンカー内の同伴競技者Q君の球のすぐそばにある枯れ枝を取り除いてあげました。本人は、スポーツマンシップを発揮したつもりだったのでしょう。しかし、これはQ君の球のライの改善となります。現則1-2に基づき、マッチプレーだとP君はそのホールを失い、ストロークプレーではP君は2罰打を受けます。  次に、Q君はP君が取り除いた枯れ枝を元に戻さずプレーを進めたところ、同伴競技者R君から、 「利益を受けたQ君にも罰があるはずだ」  と指摘を受けました。どうなりますか。
解答:A
Q君に罰はない。
解答:B
Q君は1罰打を受ける。
解答:C
Q君は2罰打を受ける。

解説
 P君としては、善意でハザード内のQ君の球のそばにある枯れ枝(ルースインペディメント)を取り除いて、Q君の球のライをよくしてあげたわけです。
 このP君の行為は善意に基づくものであっても、規則1-2(球に影響を及ぼす行動の禁止)に定められている「プレーヤーもキャディも、プレーヤー自身の球だけではなく、ほかのプレーヤーの球にも影響を与える行為を一切してはならない」に違反し、反則の罰を受けます。
 さて、Q君はP君のおかげで(?)ライがよくなったわけですが、Q君は元どおりのライに戻さなくてはならないのでしょうか。
 この点について、2006年の裁定では、Q君はルースインペディメントである枯れ枝を元の状態に戻すことを求めなくても構わないことを明らかにしました(2006年改訂裁定1-2/6)。

答え

※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

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