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ルールの王様
ホールの縁に止まっている球をホールインさせようと、ホール近くでジャンプ。球は動かなかったが……

2006-04-18

問題
 P君が10メートルばかりの距離からパットした球は、惜しくもホールの縁に寄りかかって止まりました。そこでP君は地面に振動を与えて球をホールインさせようとして、ホールの近くで3回ばかりジャンプしましたが、球はびくとも動きませんでした。このP君の行為は規則上どうなりますか。
解答:A
2罰打を受ける。
解答:B
誉められた行為ではないが罰はない。
解答:C
競技失格となる。

解説
 規則1-2は、プレーヤーもキャディも、プレーヤーの球だけでなく、ほかのプレーヤーの球の位置や球の動きに影響を与えるような行動を一切してはならない、と規定しています。ここで留意すべきは、プレーヤーの行為によって自分の球あるいはほかのプレーヤーの球の位置や動きに、実際に影響を与えた場合にのみ規則1-2が適用されることです。球の位置や動きに実際に影響がなかった場合は、規則1-2は適用されません。
 したがって、従来から、パットをミスしたプレーヤーが、カッとしてパターを球に投げつけたが、球には当たらず、球は動かなかった場合、罰はありません。球が動いた場合は、規則18-2aに基づいて1罰打を受け、球はリプレースしなければならない、とされています(裁定1-2/4.5)。
 P君のような行為はよろしくない行為ではありますが、規則1-2は、プレーヤーのいかなる行為でも、止まっているインプレーの球の位置が変わらない場合には適用されません。仮に球が動いた場合は、規則18-2aの反則として1罰打を受け、球はリプレースしなければなりません(新裁定1-2/3.8)。

答え

※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

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