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ルールの王様
バンカー内の球が牛乳パックに寄りかかり、その上に枯れ枝が乗っている。こんなとき、どう処置すればいい?

2006-04-25

問題
 P君のティショットの球は、バンカーに入り、その球は牛乳パックに寄りかかっていて、その上に枯れ枝が重なっていました。  このままでは、この球を打てそうにありません。牛乳パックを取り除くと、枯れ枝が動くことになります。規則では、バンカー内のルースインペディメントには触れることは許されません。  P君はどうしたらよいのでしょうか。
解答:A
枯れ枝を動かすことになるなら、牛乳パックに手を触れることはできない。
解答:B
罰なしで、牛乳パックと枯れ枝を取り除き、その際、動いた枯れ枝をできるだけ元の状態に戻してプレーを進めればよい。
解答:C
1罰打を受け、アンプレヤブルの処置をとるほか手立てはない。

解説
 牛乳パックは動かせる障害物であり、枯れ枝はルースインペディメントです。
 P君は規則24-1で動かせる障害物を取り除くことはできますが、規則23-1ではバンカー内のルースインペディメントに触れたり動かすことは許されません。動かせる障害物を取り除くと、必然的にルースインペディメントを動かしてしまいます。P君は1罰打を受け、アンプレヤブルの処置を取るほかないのでしょうか。これではP君には厳しいですね。
 そこで、裁定では、P君が障害物である牛乳パックを取り除く際に、その過程で付随的にルースインペディメントである枯れ枝が動いた場合、公正の理念(規則1-4)により、P君は罰を受けないものとし、動いた枯れ枝はできるだけ元の状態に戻してプレーを進めればよいとの判断を下しています。
 枯れ枝を元に戻さなかった場合、マッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2罰打を受けることが、今度の改訂で明確になりました(2006年改訂裁定)。

答え

※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

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