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ルールの王様
合理的な状況証拠があり、ウオーターハザードの規則に基づき球をドロップした。その後、初めの球が見つかった……

2006-05-24

問題
 P君のティショットはウオーターハザードに向かって飛んでいきました。そのショットを見ていた前の組のプレーヤーが「ウオーターハザードに入った」といったのです。合理的な状況証拠があったので、P君は規則26-1(ウオーターハザードに入った球の救済)に基づき、所定のU点に別の球Yをドロップしました。ところが、球Yをプレーする前に、P君の初めの球Xが球捜しに許される5分間以内にそのハザード外のW点で発見されました。P君はどのようにプレーを進めればよいのでしょうか。
解答:A
罰なしで、W点で見つかった球Xでプレーを続ける。
解答:B
1罰打を受け、W点で見つかった球Xでプレーを続ける。
解答:C
1罰打を受け、U点にドロップした球Yでプレーを続ける。

解説
「合理的な状況証拠」というのは、裁定26-1/1に示すように、ウオーターハザード(以下、WH)内に球が入ったと思うというだけの理由では、球がWH内で紛失したものと見なしてはならず、球がWHに入ったという有力な証拠(近くで作業員や前の組のプレーヤーたちが目撃した)を必要とします。球が打ち込まれた区域の地理的条件が、例えばWHの周囲に樹木もなく、フェアウエーであれば、その区域が深いラフである場合に比べて球がWHに入ったということの合理的な状況証拠があったものとして受容しやすいのです。
 P君の場合、球がWHに入ったという合理的な状況証拠があるので、球Yは適正に取り替えられたもので、U点にドロップされた球Yがインプレーとなり、P君はもはや初めの球Xをプレーできません(2006年新裁定26-1/3)。

答え

※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

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