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ルールの王様
クラブを持たずに、バンカー内の球から離れた場所でスタンスをとり素振りしたところ、反則だと指摘されたが……

2006-06-20

問題
 バンカーショットをプレーする順番を待っている間、P君はクラブを持たずにバンカーに入り、球から離れたところでしっかりとスタンスをとり、バンカーショットのイメージを高めようと数回素振りをしていました。これを見ていた同伴競技者のQ君から「バンカー状態のテストになり反則だ」と指摘を受けてしまいました。Q君のいうとおりなのでしょうか。
解答:A
クラブを持って素振りをしていないのだから、反則ではない。
解答:B
スタンスをとったが、球に対してクラブを持ってアドレスしていないのだから、反則ではない。
解答:C
バンカーの状態をテストしたことになり、反則となる。

解説
 バンカー内では、プレーヤーがスタンスをとったときに、そのプレーヤーは球にアドレスしたことになります(定義2)。そして、球がバンカー内にある場合、そのバンカーや他の同じようなバンカーの状態をテストすることは禁じられています(規則13-4a)。
 事例の場合、バンカーショットをプレーする順番待ちの間に、P君はクラブを持たずにバンカーに入って、自分の球から離れたところで、しっかりとスタンスをとりバンカーショットのイメージを高めようとクラブなしで数回素振りをしたわけです。
 この場合、従来から規則13-4に違反して、バンカーの状態をテストしたことになる(2罰打)という裁定が下されていました。今回の改訂裁定ではさらに踏み込んで、素振りの際、「クラブを持っているかどうかは、バンカーのテストと判断されることに関係がない」ということを強調しています(2006年改訂裁定13-4/25)。

答え

※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

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