ルールの王様
プレー再開時に不在だったプレーヤーが駆けつけきて、その組のティショットを打つのには間に合ったのだが……
2006-07-04
問題
O、P、Q君たちの組が4番ホールのフェアウエーでプレー中、委員会によるプレー中断の指示があり、この組はそのホールのプレーを終えてしまうことにしました。その後、委員会により「翌日の8時にプレーを再開し、5番ティから3番目にプレー」の決定が伝えられました。
翌日、再開時の8時にO、P両君の二人は5番ティにそろっていたが、順番がきた8時10分にはQ君は不在で、O、P両君がティショットを打ち終わった8時14分にようやく到着し、ティショットを打ちました。
Q君に規則上、罰は課せられるのでしょうか。
解答:A
競技失格となる。
解答:B
2罰打が課せられる。
解答:C
プレーに間に合ったので、罰なし。


スタート時間については、「委員会が決めた時間にスタートしなければならない」(規則6-3a)と定められています。ストロークプレー競技では、委員会の決めた時間にはその組全員がプレーできる状態でそろっていなければならないのであって、自分のプレーに間に合えばよいというものではないとされてます(裁定6-3a/2)。
委員会決定によるプレー中断の場合も、「プレーヤーは委員会からプレー再開の指示が出た時点でプレーを再開しなければならない。この違反の罰は競技失格である」(規則6-8b)と定められており、Q君の場合、自分たちの組がプレーする順番になったときに、5番ティにいて、プレーする準備ができていなければなりません。ところが、プレーする順番がきた8時10分にQ君は不在で、O、P両君がティショットを打ち終わった8時14分にようやく到着し、ティショットを打ちました。
したがって、8時10分にいなかったQ君は、規則6-8bに基づいて競技失格となります(2006年改訂裁定6-8b/9)。
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。
