ルールの王様
旗竿につき添っていたキャディが、自分の靴先を狙うようにプレーヤーに指示を出した。この場合、罰はあるの?
2006-07-18
問題
P君の球はグリーン上にあり、キャディはP君のために旗竿につき添っていました。P君は「どこを狙えばいいの?」と聞いたところ、キャディは「ちょうど私の右靴先が狙いどころです」と答え、P君のストローク前に、その足をパットの線を示さないところに移動させました。
この場合、P君は罰を受けますか。
解答:A
罰を受けない。
解答:B
1罰打を受ける。
解答:C
2罰打を受ける。


「プレーヤーの球がグリーン上にある場合、プレーヤーのキャディはストロークをしている間は許されないが、ストロークをする前であれば、パッティングラインを示すことができる。ただし、その際にグリーン面には触れてはならない」と定められています(規則8-2b)。「パッティングライン」とは、球とパッティングのための狙いどころとを結んだ直線であって、必ずしも定義29でいう「パットの線」とは一致するものではありません。
P君の場合のように、旗竿につき添っていたキャディが、プレーヤーから狙いどころを聞かれ、「私の右靴先を狙って」と指示した場合、プレーヤーがパットする前に、キャディはその靴を別の位置に移動しなければ反則となります。ところが、プレーヤーからパッティングラインを聞かれたキャディが、右靴を動かしてグリーン面に触れてそこを示した場合は、その後右靴を引っ込めたとしても反則です。
実は、これは規則8-2bの解釈として通説だったのですが、2006年裁定に新しく加わりました(2006年改訂裁定8-2b/2)。
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。
