ルールの王様
ラウンドのスタート前に壊れて使えなくなったクラブをラウンド中バッグの中に入れていた。罰はある?
2006-07-25
問題
ストロークプレーで、次の中で罰を課せられないものが一つあります。どれですか?
解答:A
そのラウンドのために運んだ14本のクラブのほかに、素振りに使うために重くしてあるクラブを1本余分にラウンド中に持ち運んだ。
解答:B
スタート前に不使用宣言をしたクラブを、ラウンド中ゴルフカートの床の上に乗せて持ち運んだ。
解答:C
スタート前に壊れて、シャフトからヘッドが外れたクラブをバッグに入れたまま、ほかに14本のクラブを持ってラウンドした。


それぞれラウンド中のクラブの携行に関する問題です。
まず、ラウンドに携行できるクラブは規格に適合していなければならず(規則4-1a)、その本数は最高で14本であり、14本未満でスタートしたときは合計して14本に達するまで補充できます(規則4-4a)。
練習用に特に重くしたクラブは、規格に適合していれば、14本の中の1本として携行することができますが、14本のほかに余分に練習用として持ち運ぶと、超過クラブの携行として、違反のあった各ホールに対して2罰打、1ラウンドについて最高4罰打を受けることになります(規則4-4aおよび裁定4-4a/7)。
ラウンドのスタート前に不使用宣言したクラブは、排除しなければならず、ラウンド中カートの床の上に乗せて運ぶことは許されず、競技失格となります(裁定4-4c/1)。
しかし、スタート前に壊れてシャフトからヘッドが外れたクラブをバッグに入れたまま、ほかに14本のクラブを持ってラウンドしても、公正の理念(規則1-4)に基づき罰を受けないことが、今年から明確になりました(2006年改訂裁定4-4a/14)。
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

