ルールの王様
バンカー内の球をアンプレヤブルとし、バンカー外の前位置からプレーする場合、バンカー内の足跡などをならすのは?
2006-09-01
問題
パー3ホールで、P君のティショットはグリーン手前のバンカーに入り、とても打ち出せない状況でした。
そこで、P君はアンプレヤブルを宣言して、規則28aに基づいて、前位置つまりティグラウンドに戻り、再びティグラウンドかrた打つことにしました。ティグラウンドに戻る際、そこからのプレー線上にあるバンカー内の足跡をならし、その後ティグラウンドからプレーした球はグリーンにオンしました。オンした球は何打目になりますか。
解答:A
3打目。
解答:B
4打目。
解答:C
5打目。


P君がアンプレヤブルの処置として、規則28bまたはcに基づき、バンカー内に救済の地点を求める場合は、バンカー内の足跡やでこぼこなどをならすことは許されません(規則13-4)。
しかし、P君は規則28aに基づいて、前位置であるティグラウンドからプレーしたのです。
この場合について、本年の新裁定として次のような判断が下されました。
公正の理念(規則1-4)と規則13-4の例外2から類推し、P君がハザード外から次のストロークすることを要する規則に基づいてプレーすると告げたことにより、P君はハザード内の砂や土をならす権利は、規則13-2のどの裁定にも優先するものであって、足跡をならしたことが、ティグラウンドからP君の次のストロークのプレーの線の改善になるという事実は、この際、まったく関係ないことであると言い切っています。
ちなみに、P君が方針を変えて規則28bまたはcに基づいてプレーを進めた場合は、P君がそのバンカーをならせば規則13-4の違反となり、2罰打が課せられます(2006年改訂裁定13-4/35.8)。
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

