ルールの王様
裁定どおりにプレーを進めたが、その後に裁定が正しくなかったことが判明。それはプレーヤーが正しい事実を報告しなかったのが原因であった場合は、どうなるのか?
2006-11-01
問題
パー4ホールで、P君の球はホールから5メートルに2オンしていました。P君の球が3センチほど動き、競技委員に裁定を求めました。状況を聞かれたP君は、「まだ球にアドレスしていなかった」と委員に告げました。
そこで、P君は球の動く原因となることは何もしていないと判断して、委員はP君に罰なしで球の新しい位置からプレーを進めるように指示しました。P君は2パットでホールアウトし、スコアを4と申告しました。
ところが、ホールアウト後、P君が球にアドレスをしていたことを委員は知りました。P君のこのホールのスコアは、正しくはいくつになりますか。
解答:A
5
解答:B
6
解答:C
7


P君のアドレス後に球が動いていたので、P君は規則18-2bに基づいて1罰打を受け、球をリプレースしなければならなかったわけだが、P君はそうしなかったので、リプレース違反による誤所からのプレーをしたことになり、2罰打を受けたはずでした。
この状況では、P君が「球にまだアドレスしていないのに球が動いた」と委員に正しくない報告をしたため、誤った裁定を導いたので、前回の新裁定34-3/7とは異なり、一般の罰である2罰打を受けます。
P君は委員に正しい事実を報告する責任があり、P君の正しくない報告が誤所からのプレーを招いた場合、P君は適用できる規則に基づいて罰を課せられるのです(2006年新裁定34-3/8)。
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「ルールマスター塾」のバックナンバーから転載しています。

