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今週の藍ちゃん<ショップライトクラシックより>

2006-06-05


初優勝は逃したけれど、アニカとの最終組は大きな経験!

取材・文/武川玲子

 1打リードの単独首位で迎えた最終日、しかも、女王アニカ・ソレンスタムとの最終組と願ってもない舞台。念願の“米ツアー初優勝”の期待が大きく掛かったのですが、残念ながら今回も初Vはお預けとなってしまいました。\n 藍ちゃんが最終日最終組でラウンドするのは今回が2度目、前回はちょうど1カ月前のギンクラブ&リゾーツオープンでした。
「この前は勝ちたいと思う気持ちが強すぎて力が入ってしまいました。今回も緊張はするけれど、自分の力が100パーセント出せるように、リラックスして楽しみたい」(宮里)
 と最終日に臨んだのですが、さすがにソレンスタムとの最終組は、緊張感が高まります。相手はツアー67勝の強者です。それでもソ\レンスタムは
「アイは実に手堅いプレーをする選手。しかも勝ち方を知っている」
 と警戒していました。

 二人は序盤でつまずき、優勝は前を行く李宣和にさらわれたのですが、緊張が続きスコアを落とす藍ちゃんに、ソレンスタムが声を掛けたのは5番ホール。そして、10番でソ\レンスタムが5メートルを沈め、藍ちゃんも1.8メートルを決め初バーディを奪うと、二人は“ハイタッチ”をして讃え合いました。
「私はアイのことは大好き。すごく可愛らしい若い選手で、フレンドリーな性格、とても大事に思っているわ」
 と、ソレンスタムもべた褒めでした。\n 優勝を逃した最終組の二人でしたが、戦いを終えた後、ソレンスタムは\n「次はもっと良いプレーをしよう、次はがんばろうね」
 と、藍ちゃんを優しく抱き寄せました。
 やはり米ツアーで勝つのは簡単ではありません。
「緩めることなく、張りすぎることなく、前回よりはマシだったけど、でもまだ自分の力を出し切れていません。ここから上に行くのが難しいと思うけど、でもこういうことを繰り返しているといつか優勝できると思います」
 と藍ちゃんは、今回の戦いでもまた大きな経験を得ました。
 そして、来週はいよいよ藍ちゃんの初出場となる全米女子プロ、今季のメジャー第2戦です。
「メジャーはセッティングがまったく違うけれど、でも来週も今の調子が続けば。また最終組でプレーができるように頑張ります」
 と、藍ちゃんの気持ちはもう次に飛んでいます。この調子が続けば、来週も藍ちゃんの最終組の姿が見られるかもしれませんね。

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