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今週の藍ちゃん<HSBC女子世界マッチプレー選手権より>

2006-07-10


1回戦負けでも、良いゴルフだったので悔いはなし

取材・文/武川玲子

 世界女子マッチプレーに出場した藍ちゃん。昨年はベスト16進出と相性の良い試合だったのですが、今年は1回戦で18ホールまでもつれ込んだ末、ベ・ギョンウン(韓国)に2ダウンで破れてしまいました。
 ギョンウンとはルーキー対決です。藍ちゃんは出だしの1番でセカンドショットをミス、このホールと取られ、3番もギョンウンが取って、序盤で2ダウンと厳しい戦いになりました。その後、藍ちゃんは3連続バーディと波に乗って取り戻し、8番でようやく藍ちゃん1アップ。ガッツポーズも出るほど気合いが入りましたが、続く9番パー5で大きなミスが出てしまいました。

 ギョンウンがティショットを曲げて苦戦をしている中、藍ちゃんはフェアウエーを確実に捕らえ、第3打でピンを狙ったのですが、ほんのわずか4ヤード大きく飛んでしまって、難しいアプローチが残ってしまいました。ギョンウンはボギーなのに、このホールをダブルボギーとした藍ちゃん、“オールスクエア”で後半へ折り返しました。
 ここから、お互いに一歩も譲らない勝負が続きました。ショットの良い藍ちゃんに対して、ギョンウンのパットは見事でした。16番で5メートルのパーパットをねじ込んだギョンウンは、17番でも4メートルのバーディを奪って、藍ちゃん1ダウンの大ピンチ。結局、最終18番でも藍ちゃんは取り返すことができずに勝負あり。
「良いゴルフが出来たので悔いはないです。彼女のパットはすごかった。最後にギョンウンの粘りが勝敗を分けました」
 と藍ちゃんは、自分のゴルフには納得。
 この後、藍ちゃんは2週のオフの後、いよいよヨーロッパへ渡り、エビアンマスターズ(仏)、そして今季最後のメジャー、全英女子オープンへと戦いは続きます。
 早々に試合を終えてしまった藍ちゃん、今週は“トレーニングウィーク”となりました。先週から専属の鎌田トレーナーが渡米しているため、試合開場に残ってトレーニングと調整に汗を流しました。今の女子ツアーではみんな筋力アップに力を注いでいます。ホテルのジムは早朝から多くの選手が集まり、藍ちゃんもその中で負けずに日々肉体改造に励んでいます。
 これは数年掛けて“飛距離アップ”を目指してのこと。この努力が、いつか結果に繋がるに違いありません。

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