今週の藍ちゃん<エビアンマスターズより>
2006-07-31

パットが決まらなかったけど、次週の全英女子オープンは期待できそう
取材・文/武川玲子
欧州ツアーの1戦目、エビアンマスターズに出場した藍ちゃんは、31位タイの成績で終了しました。
2週間のオフを過ごした藍ちゃんは、心身共にリフレッシュ、レマン湖を望む丘陵地にあるコースで試合に復帰したのですが・・・。グリーンに苦しむ1週間となってしまいました。
このコースのグリーンは、“ツアーで一番癖のあるグリーン”といわれるほどで、最終日の藍ちゃんは毎ホールのようにバーディチャンスに付けているのに、ことごとくカップに嫌われてしまいました。
さすがの藍ちゃんもフラストレーションがたまり、パットが外れるたびに“なんで入らないの?”と悔しい表情を浮かべていました。
それでもショットは絶好調。ティショットはほとんどミスがなく、アイアンもかなり精度が上がってきています。これには藍ちゃんも大満足、
「パットは入らなかったけれど、あれだけバーディチャンスが作れるのは良い兆し。来週の全英オープンに期待ができます」
と気持ちはメジャーに向かっています。
優勝したカリー・ウェブも、このグリーンには何年も手を焼いてきたそうです。今年は初めてこのグリーンを攻略できての優勝、藍ちゃんにもしばらく時間が必要なのかもしれません。
さて、この大会が行われたのはフランス。さすがはヨーロッパ、普段の米ツアーでは見られない華やかな雰囲気に包まれました。特にエビアンの街を挙げての選手への歓待ぶり、ツアーでも最も人気のある大会の1つです。
藍ちゃんが宿泊したのはレマン湖畔の小さなホテル、窓からはレマン湖が望め、毎夜エビアンの可愛い街を散策しました。しかし、今年は世界的な異常気象でヨーロッパも熱波に襲われています。このエビアンにはほとんどエアコンがなく、湿気のある暑さは大変なものでした。日焼けを気にする藍ちゃんは、ラウンド中に日傘をさしたほどです。久しぶりの再会となった横峯さくらちゃんに、「どうしてさくらはあんなに色が白いの?」と藍ちゃんはびっくり。これも世界を股に掛けて戦う藍ちゃんの宿命かもしれません。
この熱波も来週の全英には朗報です。寒さが大の苦手な藍ちゃん、全英オープンでは“寒さ対策”が課題でしたが、どうやら今年はその心配がなさそう、今季最後のメジャーに大きな期待ができそうです。


