今週の藍ちゃん<日本女子プロゴルフより>
2006-09-11

米ツアーで養ってきた精神力で圧勝!
取材・文/武川玲子
やりました! 藍ちゃん、帰国第一戦の“日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯”を堂々の優勝で飾りました。
藍ちゃんは、昨年の日本女子オープンに続いての公式戦2勝目、しかも21歳83日という大会最年少記録を樹立。米ツアーでの成長ぶりを日本のファンに見事に披露することができました。
最終日は首位でスタートした藍ちゃん。悪天候の中、3バーディ、1ボギーの70とスコアを2つ伸ばし、2位のシン・ヒョン・ジュ(韓国)に3打差をつけ通算6アンダーの圧勝。でも、決して藍ちゃんには楽な勝利ではありませんでした。
2日に米ツアーから約8カ月ぶりに帰国した藍ちゃん、すぐに北海道へ移動して試合に臨んだのですが、やはり疲労は溜まっていました。そして、今季はずっとペアを組んでいたキャディのミックが、体調不良を起こし英国への緊急帰国。藍ちゃんにとっては大ピンチでした。代打のキャディを伴い、“一人二役”をこなし、しかも疲労は溜まる一方。3日目からは、ショットがぶれ出しました。
しかし、ここで藍ちゃんの今季米ツアーで養ってきた精神力が、大きく発揮されたのです。“肉体改造”のため地道に続けてきた毎日のトレーニングのお陰で、このピンチを乗り切り、そして最後にものをいったのは、何よりも“精神力”、この日もクロスハンドのパッティング冴え渡りました。
最終日は、シンの1番でのバーディで首位に並ばれ、2番では、藍ちゃんがティショットを曲げての大ピンチ。しかし、このホールをチップインでのミラクルショットでパーをセーブ、そして4番、5番で連続バーディを奪うと、もう首位の座を譲ることはありませんでした。
最終18番では60センチのウイニングパットを決めると、藍ちゃんは右手を大きく上げてビックスマイル、最高の笑顔での優勝です。
「勝てて良かったです。ホッとしました」
と藍ちゃん言うように、日本中から大きな期待がかかり、きっとプレッシャーもあったでしょう。沖縄から駆けつけたお母さんも本当にうれしそうでした。
しばらく日本にいる藍ちゃんは、来週、家族の待つ沖縄でじっくりと疲れを癒します。そしてミヤギテレビ杯、日本女子オープンへ参戦。まだまだ強い藍ちゃんが見られそうですね。


