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今週の藍ちゃん<ダイキンオーキッドより>

2007-03-05


最終日に追い上げて4位タイ

取材・文/武川玲子

 地元沖縄での日本ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドに出場した藍ちゃん、初日に出遅れたものの、最終日は強風の中でもスコアを伸ばす猛チャージ。優勝には3打届かなかったけれど、4位タイと立派な成績でした。
 首位に5打差の1アンダーでスタートした藍ちゃんは、上位陣がスコアを伸ばせない中、11番でバーディを奪うと一時は首位に1打差に迫りました。ここから波に乗るかと思われたのですが、13番で手痛いボギー。それでも、
「16番でリーダーボードを見ていたので、17、18番は(攻めて)行かなきゃと思っていました」
 と藍ちゃんは最後まで望みをつなぎます。しかし、17、18番でティショットをミスしてバーディを奪えず、首位に届くことはありませんでした。

「(体調が)万全でない中で、いい試合ができたと思います。風の中でも楽しくプレーができたけれど、風に対するイメージが乏しい。でも地元のパワーがもらえてとてもうれしかったです」
 そんな藍ちゃんを見ようと集まったギャラリーは、3日間で29753人と大会史上最高を記録。優勝こそできなかったけれど、藍ちゃんのプレーに地元のファンは最高に盛り上がりました。
 実は藍ちゃん、最終日の朝は足を引きずってコースに入りました。前夜の就寝前に宿舎の部屋で電気を消そうとしたときにスーツケースに足をぶつけてしまったのです。その時右足の小指のつめを割ってしまい、プレー前、鎌田トレーナーに応急処置を施してもらったものの、歩く姿は痛々しかった。
「歩くと痛いけれど、スイングに支障がなくってよかったです。おっちょこちょいですね」
 と苦笑いをする藍ちゃんでした。
 ハワイと沖縄、風の中でのプレーが続いた藍ちゃんは、両手首にもテーピングをしています。これも下が固いところでのパンチショットで手首を痛めないためのもの。
 まだシーズンは始まったばかり、これから苛酷な転戦が待っています。なんとしても体調には気をつけて長いシーズンを戦って欲しいものです。
 藍ちゃんにとって日本のファンからの声援は大きな心の支え、ハワイでは「日本のファンのためにも頑張りたい」と米記者に応えていました。
 地元沖縄でいいプレーができたことは藍ちゃんにとってもきっと満足だったに違いありません。今週は再びカリフォルニアに戻る藍ちゃん、いよいよ本土でのツアーが待っています。

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