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今週の藍ちゃん<エビアンマスターズより>

2007-07-30


ショットとパットがかみ合わなかった1週間

取材・文/武川玲子

 米欧合同ツアーの“エビアンマスターズ”に出場した藍ちゃん。このコースからはレマン湖が望める素晴らしい景観、フランス語で書かれたサインなど普段の米ツアーとはちょっと違った風情が漂います。

 先週はNY州でのマッチプレーで優勝争いを演じ、気合い十分でフランスに渡ったのですが、かみ合わない1週間を送ってしまいました。
 実は、藍ちゃんはマッチプレーの前週、秘かに沖縄に緊急帰国。コーチで父の優氏とドライバーの調整に取り組んでいました。6月に優氏が渡米した際に“最近落ちているドライバーの飛距離”を取り戻そうとしたのですが、すぐにはうまくいきません。そこで2週のオフを利用して再度調整を行った結果、ドライバーの飛距離も伸ばして前週の優勝争いに繋がりました。
 ただ、今週は初日からショットとパットがかみ合いません。序盤の2番パー3をボギーとし、うまく流れを作ることができずに、初日から37位と出遅れてしまいました。3日連続で1オーバーとスコアを伸ばせなかった藍ちゃん。最終日、快晴のコースには強風が吹いて上位陣もスコアを伸ばせません。その中で、持ち前の“我慢のゴルフ”を発揮して最終18番をバーディで締めくくり、通算3オーバーの22位タイで大会を終えました。
「粘り強さがなかったら今週はもっとひどいことになっていた。こういう週もあります」
 目指すは“優勝”と気合い十分だっただけにちょっぴり悔しい1週間になってしまいまいた。それでもやっぱり藍ちゃんは常に前向きです。次週は今季最後のメジャー、全英女子オープンで、舞台もゴルフの聖地、セントアンドリュース。
「すごく楽しみです。特別な場所だけど、気持ちを切らさないでいつもの自分で臨みたいです」
 父・優氏も週明けにはスコットランドで合流。藍ちゃんにとって相性のいい大会だけに今季のラストメジャーでの活躍には期待がかかります。
「自然体でプレーできれば・・・」という言葉を残し、藍ちゃんはゴルフの聖地へと向かいました。

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