今週の藍ちゃん<全英リコー女子オープンより>
2007-08-06

両親とゴルフの聖地を訪れて親孝行ができた
取材・文/武川玲子
全英女子オープンに出場した藍ちゃんは、初めて訪れるゴルフの聖地、セントアンドリュースを満喫しました。何百年もの間変わらぬたたずまいの街は、本当にゴルフの歴史を感じることができます。そして何よりも藍ちゃんにとってうれしかったのは、両親と一緒にこの地を訪れることができたことです。
子どものころからゴルフに夢中になっていた藍ちゃん、コーチでもある父・優氏とお母さんとともに聖地に立てたのは、何よりも大きな親孝行だったに違いありません。
試合の方は残念ながら“聖地での洗礼”を受ける結果になってしまいました。初日は天候にも恵まれ、長いパットは順手に持ち替えるなど、オールドコースならではの順応を見せて3アンダー、4位タイの好スタート。初優勝を目指す藍ちゃんにとって大きなチャンスが巡ってきました。しかし、2日目は海からの強風がリンクスを襲い、80とスコアを大きく崩してしまいました。それでも予選通過を果たすと3日目の巻き返しに期待がかかりましたが、11番パー3でバンカーに入りトリプルボギー、そして最終日は、名物17番パー4のティショットでのホテル越えが、まさかの2連続OB。このホールを9と大叩きをしてしまいました。
結局、藍ちゃんは通算14オーバーの58位と悔しい結果となってしまいました。
「それでもすごく楽しかったです。特に両親と一緒に来られたことは本当によかった。今週は空回りをしてしまったけれど、こういうことから学ぶことは多く、やるべきことはたくさんあります」
と前向きに受け止めています。
最後は、仲のいいロレーナ・オチョアの悲願のメジャー初制覇を18番グリーンサイドで見守りました。オチョアもここまでくるのに何度も悔しい思いをしています。きっと藍ちゃんにはそんなオチョアが眩しく映ったでしょう。
さて、来週のLPGAはオフウィークを挟んで、戦いは米大陸へと戻ります。今季の残り試合は12。終盤戦で藍ちゃんもきっとこの悔しさを晴らしたいはず、初優勝のチャンスはまだまだ十分残されています。次戦のカナディアン女子オープンでも期待したいと思います。


