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今週の藍ちゃん<ステートファーム・クラシックより>

2007-09-03


ショットの不安と戦いながらのラウンドも体調不良で棄権

取材・文/武川玲子

 3連戦の最後となるステートファーム・クラシックに出場していた藍ちゃんですが、なんと最終日に体調不良を訴えて途中棄権をしてしまいました。藍ちゃんにとってまったく初めての経験です。
 前週、藍ちゃんはまさかの2週連続予選落ち。これも藍ちゃんにとっては初めて、本当に初めての経験ばかりが続きました。

 2週前からティショットの不安定が続いていました。ずっと考えていましたが、その「考えすぎ」が原因と判断。普段誰よりも練習をする藍ちゃんが、今週はラウンド後のショットの調整を封印、ともかく振り切ることだけを考えて試合に臨みました。その分パッティングは絶好調、初日は6バーディ・4ボギーの68で2位タイの好スタートを切りました。
 この日はショットも悪くなく復調したのかと思われたのですが、藍ちゃん自身の悪い感触はまったく払拭できていませんでした。毎日ミスショットがいつ飛び出すか分からない不安を抱えたまま藍ちゃんは戦い続けました。
「今週は結果を求めないで、ミスをしても動揺しないでプレーをしたい」
 と言っていた藍ちゃん、時折飛び出すミスショットをうまいアプローチとパットでリカバリー、歯を食いしばって我慢のゴルフを続けていました。
 そして迎えた最終日。出だしの1番からティショットを右にOB、苦しいスタートになりました。この日はティショットのミスがアイアン、アプローチにまで波及しスコアを大きく崩します。朝から体調がすぐれず、目まいを感じながらのラウンド。それでも藍ちゃんは必死でプレーを続けていたのですが、7番ホール(パー4)をトリプルボギーとした時点で“棄権”を申し出ました。藍ちゃんの目からは悔し涙があふれていました。
 幸いにも次週からは3週間のオフです。シーズンは長いし、ゴルフ人生は長いのだからこういうことは起こります。
「ドライバーは曲がるものだし誰にでも起こること」
 と、メンタルトレーナーのピア・ニールソンに言われたという藍ちゃん、
「ただ私の場合こういう経験がなかったので動揺してしまった。でもこれもいい勉強になります」
 藍ちゃんのゴルフ人生はまだまだ始まったばかり、3週後にはきっと元気な姿で戻ってくることを心待ちにしたいと思います。

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