今週の藍ちゃん<ロングスドラッグス選手権より>
2007-10-08

あせらずにゆっくり、自分の信じる道を1歩ずつ進んでいる
取材・文/武川玲子
復帰2戦目となったロングスドラッグス選手権に出場した藍ちゃんですが、まだまだ復活への道のりは遠く、2日間で10オーバー、再び予選落ちとなりました。全英女子オープン以降の5試合は予選落ち4回と棄権1回、非常に厳しい状況が続いています。
ショットが安定せず、特にティショットに不安を抱える藍ちゃんですが、「今は結果にこだわらずに、自分のやるべきことに集中したい」と語っていました。
初日はバーディをとれずに3ボギー・1ダブルボギーの77。2日目は出だしの10番パー3で、ピン30センチにつけてバーディを奪う好スタート。12番でもバーディを奪った直後の13番ではティショットが右に曲がってOB。ここからリズムを取り戻すことができず、後半でも2つのダブルボギーで、この日も77とスコアを崩してしまいました。
数字だけを見ると本当に厳しい状況です。それでも藍ちゃんは、
「ほんの少しずつでも前進している。1カ月前と比べるとずっとよくなりました」
と苦しい状況の中からわずかな光明を見いだしています。実際にショットは前週よりもはるかに手応えがありました。
藍ちゃん自身も“あせらずに・ゆっくり”と覚悟を決めて臨んでいるようです。悔しさがにじみ出る表情でしたが、それでも涙は流しませんでした。
そんな中での朗報は、次週のサムスンワールド選手権への出場が確定したことでした。
この大会は20名だけが選ばれるエリート大会、昨年は惜しくも逃しただけに藍ちゃんにとっては今季の1つの成果でもあります。
“不調からの脱出方法”は選手によってそれぞれです。思い切って休む選手もいるし、試合に出場しながら探っていく選手もいます。この壁の向こうには、さらなる成長が待っているはず、藍ちゃんは、今、自分の信じる道を1歩ずつ進んでいるようです。


