今週の藍ちゃん<ADT選手権より>
2007-11-19

今年は去年よりも2点上がって87点でした
取材・文/武川玲子
ツアー最終戦のADT選手権に出場するためアメリカに戻ってきた藍ちゃん、苦しかった今シーズンの締めくくりは、大きな自信を取り戻した大会となりました。
最終日のベスト8に進むことはできなかったけれど、16人が残れる2日目には、アニカ・ソレンスタムとナタリー・ガルビスとのプレーオフ、米ツアー初のプレーオフの体験に「手が震えるほど緊張した」と言いながらも3メートルのパットを沈めて1ホール目をパーセーブ。2ホール目の18番では迷わずドライバーを手にして会心のショットを披露、距離もまったく引けを取らずに堂々とプレーしました。ソレンスタムがボギーで自滅して藍ちゃんは3日目に勝ち進むことができました。
ドライバーの不調に苦しんできた藍ちゃんですが、最終戦はメカニックよりもフィーリングを重視、その結果少しずつショットは回復、そして何よりもパッティングが絶好調、来季へ向けての大きな弾みとなりました。
今年の藍ちゃんの目標は米ツアーでの“初優勝”、そしてもう一つは“去年の自分を超えること”、今季の賞金ランク17位でシーズンを終えた藍ちゃんは、
「そうだな・・・87点くらい(笑)。去年は85点でしたが、2点だけでも上がっている。そうやって少しずつでも成長できることがすごく大事だと思います。すごく大変な1年でした。特に後半は長く感じだし、でも最後の試合でこれだけの感触がつかめたのはすごく大きいです」
と、優勝こそ逃しましたが、ランキングも上がり最終的には満足できたようです。
こうして藍ちゃんの米ツアー2年目は幕を閉じました。そしていよいよ待ちに待ったオフシーズンです。今一番やりたいこと、それは“ショッピング”。アメリカでは1年間お世話になった人には“クリスマス・プレゼント”を贈る習慣があるので、
「あんまり自分のものではなくて、お世話になった友達とかにロサンゼルスに帰ってプレゼントを買いに行きたい」
と、長いシーズンを終えてリラックスした表情を見せました。
これから3カ月のオフは、藍ちゃんにとってとても重要です。しかし最終戦で取り戻した自信はきっと本物のはず、来年の2月には再び“強い藍ちゃん”が戻ってくるのを楽しみに待っていたいと思います。


