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今週の藍ちゃん<全米女子オープンより>

2008-06-30


このままでいけば残りの試合で必ずチャンスがくる

取材・文/武川玲子

 藍ちゃんにとって4度目の出場となった全米女子オープン、前週からショットとパットの調子を上げてきていた藍ちゃんは、「今年はこれまでで一番いい状況で臨める」と自信を持って大会を迎えました。

 コースは大会史上最長の6789ヤード、でも、
「そんな感じは全然しない、むしろグリーンの傾斜のほうが難しい」
 と藍ちゃんは語っていましたが、初日はその難しいグリーンで見事にパットが決まり71をマーク。この日は25パットとパッティング1位で12位タイの好発進をしました。2日目もパットの好調は維持したのですが、雷雨に見舞われ中断。午後7時に再開された後も藍ちゃんは粘りを見せてこの日も1アンダーをマーク、17番を終えたところで日没サスペンデッドとなってしまいました。午後9時にプレーを終えたばかりの藍ちゃんは、翌日早朝7時から再開、この日はとてもとても長い一日になりました。
 今週は日本から来たコーチのお父さんとパットの微調整をし、確率が悪かったスライスラインが決まっていました。ところが、第3ラウンドからパットが入らなくなり苦戦を強いられました。3日目は76とスコアを3つ落とし20位タイに後退。最終日も強風の中、最後まで我慢を続けたのですが、77とスコアを崩し、結局27位タイで今年の全米女子オープンを終えました。
 それでも藍ちゃんの表情は明るいです。
「自分の中で7〜8割はいい我慢ができました。毎年コースセッティングが違うけれど、もうミスをしても慌てなくなったし、自分らしいプレーは今回が一番よくできました。来年にこの悔しさをぶつけたい!」
 と、最後まで戦い抜いた充実感と悔しさを語りました。
 今年のメジャーはあと1つ、全英女子オープンだけになりました。
「ようやく自信が出てきました。今年はこのまま徐々にやっていければ、残りの試合でチャンスが出てくると思います」
 藍ちゃんは確実に1歩ずつ、前進しています。

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