今週の藍ちゃん<エビアンマスターズより>
2008-07-28

ショットはさえているものの難グリーンにお手上げ
取材・文/武川玲子
エビアンマスターズに出場した藍ちゃん、このコースはツアー屈指の難グリーンで、パットに苦しむ1週間になってしまいました。
レマン湖を望む丘陵地にあるコースは、グリーンの目がレマン湖に向かって切れてタッチがとても微妙、「日本の高麗にも似ている」と大会前に話していた藍ちゃん、初日の前半は3つのバーディーで好発進、今週はショットが絶好調でどこまでスコアが伸ばせるのかと大きな期待をしたのですが。本当に惜しいところでパットが決まりませんでした。それでも3日目には15番パー5で114ヤードを直接入れるイーグル、アイアンショットは最終日までさえて、ピンにビタビタと絡んでいました。それだけに最終日もパットに苦しんだ藍ちゃんは、ホールアウトすると「う〜ん・・・・! 悔しい〜!」とうなり声を上げていました。
「ここのグリーンは本当に難しい。毎年パットに苦労をするけれど、なかなか攻略できない・・・・」
出場4回目にしてもストレスの溜まる1週間になりました。
「それでもパットもストロークもフィーリングも尻上がりによくなっている」
と語っていた藍ちゃん、これは次戦に向けて好感触です。結果は通算2オーバーの52位でしたが、笑顔で全英の会場へと向かいました。
ところで、今大会が開かれるのはスイス国境に近いフランスのエビアン、あのミネラルウォーターで有名な街で、ヨーロッパのお金持ちが集まる避暑地です。米ツアーの中でも最も華やかな大会は、藍ちゃんも毎年とても楽しみにしている試合の1つです。
レマン湖畔の小さな街には美味しいレストランが集まっているので、普段は日本食を主に食べる藍ちゃんも、このときばかりはいろいろな国の料理に舌鼓です。今年のお気に入りは、ラクレットというスイスやフランスでよく食べられる伝統料理で、チーズを溶かしてポテトやハムにからめて食べるもの。これはなかなか楽しく、藍ちゃんも気に入りました。
コースを離れると気持ちをオフにしてリフレッシュできるのも米ツアー3年目の経験、次戦の今季最後のメジャー、全英女子オープンでも元気な藍ちゃんに期待できそうです。


