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今週の藍ちゃん<全米女子オープンより>

2009-07-13


初日の出遅れから追い上げ、大会自己ベストの6位タイ

取材・文/武川玲子

 藍ちゃん、今週も頑張りました。全米女子オープンの手強いコースで最終日になんと69をマーク、通算4オーバーで同大会自己ベストの6位タイという輝かしい成績を残しました。

 首位と8打差の17位タイで最終日を迎えた藍ちゃんですが、最終日はティグラウンドが前に動かされ、コースが全長で400ヤード近くも短くなりました。さらに前夜の豪雨でグリーンは軟らかくなり、
「4日間の中で一番攻めていきやすかった」
 と、目標のパープレーを修正。ホールによってはアグレッシブに攻めた結果、前半をイーブンで折り返し、10番では3メートル、さらに12番パー5では、
「今週入ったパットで一番長かった!」
 という10メートルのバーディパットを沈め、スコアを伸ばしました。終盤は16番パー4で、残り152ヤードを7番アイアンで1メートルにつけてバーディ、最終18番も1.2メートルのパーパットをしっかり沈めてセーブ。通算4オーバーでホールアウトしました。
 この時点で藍ちゃんは、ポーラ・クリーマーと並んで“クラブハウスリーダー”です。もし上位陣がスコアを崩したら・・・・と、わずかな期待も残りました。結果的には、優勝したチ・ウンヒがイーブンだったので4打及ばず・・・。そういう意味では最終日に15番の4メートル、17番の4メートルを外したのが悔やまれました。でも、思えば初日は4ホールで4オーバーと大きく出遅れていた藍ちゃん、
「あの4ホールは悔やまれるけど、でも逆にあそこからここまでよく持ってこられたと自信になります」
 と最後まであきらめなかった粘り強さを発揮しました。
 全米女子オープンは、藍ちゃんが最も目標としているタイトルです。
「この試合は勝てるかどうかは読めないけれど、いつか自分の順番が回ってくるように準備を続けたい。メジャーでどう自分と向き合うか、だいぶ見えてきたのでもう一踏ん張りです」
 と晴れ晴れした笑顔を見せた藍ちゃん、大きな成長ぶりが伺えた試合となりました。

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