NEWクラブテイスティング-JPX E310ドライバー(ミズノ)
2006-07-06
力強い中弾道のボールでサイドスピンがかかりにくい

構えたときにフェースがやや左を向いているのでフッカーは構えにくいかもしれないが、実際に打つと見た目よりも引っかける感じはしない。重心角が18.0度と少なめの設計により、左への引っかけを抑えているのだろう。
アゲンストの風の中で試打を行ったが、中弾道で飛び出したボールは、吹き上がったりフラついたりせずに、強く安定した球筋で飛んだ。
打感は柔らかめだが、インパクトでボールが食い込む感じではないので、サイドスピンがかかりにくく直線的に飛んでいく。フェース表面は軟らかくても中は硬く、しっかりはじくというイメージだ。
計測データは慣性モーメントが3890g・cm2と、最近のドライバーにしては小さめだ。ネック部分を短くさせると重量が少なくなるぶん、慣性モーメントの数値は小さくなってしまいがちだが、このドライバーはヘッドのブレが少なくて方向安定性も優れていた。
極端な設計ではなく、重心位置の数値は、ほぼ平均的。フックフェースが気になる人を除けば、オールマイティーに使えて、やさしさを体感できるドライバーだといえそうだ。
