NEWクラブテイスティング-JPX E310ドライバー(ミズノ)
2006-07-06
力強い中弾道のボールでサイドスピンがかかりにくい

構えたときにフェースがやや左を向いているのでフッカーは構えにくいかもしれないが、実際に打つと見た目よりも引っかける感じはしない。重心角が18.0度と少なめの設計により、左への引っかけを抑えているのだろう。
アゲンストの風の中で試打を行ったが、中弾道で飛び出したボールは、吹き上がったりフラついたりせずに、強く安定した球筋で飛んだ。
打感は柔らかめだが、インパクトでボールが食い込む感じではないので、サイドスピンがかかりにくく直線的に飛んでいく。フェース表面は軟らかくても中は硬く、しっかりはじくというイメージだ。
計測データは慣性モーメントが3890g・cm2と、最近のドライバーにしては小さめだ。ネック部分を短くさせると重量が少なくなるぶん、慣性モーメントの数値は小さくなってしまいがちだが、このドライバーはヘッドのブレが少なくて方向安定性も優れていた。
極端な設計ではなく、重心位置の数値は、ほぼ平均的。フックフェースが気になる人を除けば、オールマイティーに使えて、やさしさを体感できるドライバーだといえそうだ。

■試打&測定クラブデータ
<クラブ全体>
総重量:296.5グラム
スイングウエート:D0.5
長さ:45.25インチ
固有振動数:233cpm
<ヘッド単体>
ロフト角:10.5度
ライ角:59.0度
フェースプログレッション:20.0ミリ
ヘッド体積:404cm3
ヘッド重量:197.0グラム
重心角:18.0度
重心深度:34.5ミリ
重心距離:35.3ミリ
重心高:29.7ミリ
フェース高:53.0ミリ
慣性モーメント:3890g・cm2
※試打クラブ=ロフト角:10度
フレックス:SR、長さ=45インチ
フェースアングル0度で計測。
写真の黄色の円は重心位置
■メーカーデータ
ヘッド体積:410cm3(UT17)
ヘッド素材:15-3鍛造フェース+15-3-3-3鍛造クラウン+KS120鍛造ソール+純チタン鍛造ネック
ロフト角:9、10、11度
ライ角:58.5度
シャフト:クワッドJPX
フレックス:S、SR、R
長さ:45、45.75インチ
価格:7万8750円
問い合せ先:TEL0120-320799
ホームページ: http://www.golfersland.net
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「高橋治のNEWクラブテイスティング」のバックナンバーから転載しています。
