NEWクラブテイスティング-マックテックNVG2ドライバー(マグレガーゴルフジャパン)
2006-08-28
大きな慣性モーメントで安定した弾道が得られる

計測データで特筆すべきは、慣性モーメントの大きさだ。ヘッド体積が460cm3のドライバーの場合、4500g・cm2もあれば大きいほうだが、このドライバーは425cm3で5591g・cm2もある。トウヒール方向を長くしたヘッド形状にして、大きな慣性モーメントを可能にさせている。
フェースのいろいろな位置で打ってみたが、どこに当たってもほぼ同じような弾道で、方向性が非常に安定していた。
トウヒール方向に長いヘッド形状にしては、重心距離が35.8ミリと短かめ。ソール後方のヒール側に装着しているタングステンが、適正な重心位置を可能にしているのだろう。そのため、ヘッドが返りやすいとともに、ボールがつかまりやすくなっている。
ただ、重心高が27.3ミリと非常に低いので、ボールの上がりやすさよりもスピン量を減らす効果のほうが大きいようだ。吹き上がりのない、中弾道になっている。弾道が低い人は、表示ロフト角は11度がいいだろう。
打感は硬すぎず柔らかすぎず、従来モデルよりもしっかりさせた印象だ。
方向性がよく、中弾道の強い球筋で飛距離も出る。ボールをたたいて飛距離を稼ぎたい人にお勧めである。
