NEWクラブテイスティング-インプレスX 445Dドライバー(ヤマハ)
2006-10-02
ミスショットに寛大ながら球筋のコントロールもできる

重心高32.6ミリ、重心深度33.1ミリと、低すぎず浅めの重心位置が、コントロール性を高めている。打ったときの印象と実際に打ち出される球筋が一致している点は、設計者が非常に重視する部分で、これが大きく異なるドライバーは実戦では使えない。真っすぐ打っているつもりなのに左に曲がってしまったり、ミスしたと思っても真っすぐ飛んだりすると、アドレスの向きがおかしくなるなどの弊害が出て、ほかのクラブがきちんと打てなくなる可能性があるからだ。
その点、このクラブは自分がイメージしたとおりの球筋になり、ショットが曲がったとしても、スイングのミスがそのまま結果に出るだけという、納得できる設計になっている。上級者が安心して使えるドライバーといってもいいだろう。
しかし、決して上級者専用ではなく、4187g・cm2と慣性モーメントは大きいのでやさしさも兼ね備えている。芯を外しても方向性や飛距離が大きく変わることはなく、安定していた。最大飛距離が一発欲しいという人には勧められないが、安定した弾道で平均飛距離を伸ばしたい人にはお勧め。

■試打&測定クラブデータ
<クラブ全体>
総重量:300.0グラム
スイングウエート:D0
長さ:45.0インチ
固有振動数:235cpm
<ヘッド単体>
ロフト角:10.5度
ライ角:60.0度
フェースプログレッション:20.0ミリ
ヘッド体積:440cm3
ヘッド重量:199.0グラム
重心角:20.0度
重心深度:33.1ミリ
重心距離:35.6ミリ
重心高:32.6ミリ
フェース高:55.0ミリ
慣性モーメント:4187g・cm2
※試打クラブ=ロフト角:10度
フレックス:SR 長さ:45インチ
フェースアングル0度で計測。
写真の黄色の円は重心位置
■メーカーデータ
ヘッド体積:445cm3
ヘッド素材:SP700鍛造チタンフェース+KS120鍛造チタンボディ+ボアスルータングステンウエート
ロフト角:9、10、11度
ライ角:60度
シャフト:DX-500D
フレックス:S、SR、R
長さ:45、45.5インチ
価格:8万1900円
問い合せ先:TEL03-5488-6715
ホームページ: http://www.yamaha.co.jp/product/golf/
※このページの内容は、週刊パーゴルフ連載「高橋治のNEWクラブテイスティング」のバックナンバーから転載しています。
