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R・サバティーニがツアー通算3勝目を飾る<ニッサンオープン>

2006-02-20

USPGAツアー・ニッサンオープン<2月16〜19日・米国カリフォルニア州・リビエラCC 7078ヤード パー71>

取材・文/武川玲子

 混戦を制し、通算13アンダー、2位に1打差で、ローリー・サバティーニがツアー3勝目を飾った。
 最終日を首位でスタートしたサバティーニだったが、前半でスコアを伸ばせず、一時は、同組のフレッド・カプルスら4人が首位に並ぶという大混戦となった。中でもカプルスは今大会を90年、92年と制するなどこのコースを得意とし、しかも地元とあってファンの声援は「ゴー・フレディ」で熱狂した。

 勝負の分かれ目となったのは16番パー3。カプルスのティショットは大きく右に曲がり、木に当たってバンカーへ入れボギー。一方、サバティーニは3メートルにつけてバーディ、一気に2打差がついた。この差を最後まで守り抜いたサバティーニは、12アンダーで先に上がったアダム・スコットにも1打差をつけて逃げ切った。
 そんな試合結果とは別に、最も注目を集めたのは3日目の朝「棄権」をしたタイガー・ウッズの存在だった。
 毎年雨で悩まされる今大会は、今年も予選ラウンドで冷たい雨が降り続いた。その影響で、ウッズはひどいインフルエンザにかかり、高熱のためやむなく3日目を棄権した。\n 96年のプロ入り以来、ウッズが「途中棄権」したのは事実上初めて。98年のペブルビーチで開催されたAT&Tでは、悪天候のため3日目が8月に延期、ウッズは試合に戻ることができず、これが「棄権」とみなされているだけだ。ちなみにアマチュア時代では、95年のシネコックヒルズでの全米オープンで手首を痛め棄権をしている。
 カリフォルニアでのニッサンオープンは、ウッズにとって生まれ故郷であり、16才の時に初めてPGAツアーに出場した思い出深い大会。今年でプロとして9回出場したが、未だに勝てず、優勝していない大会での最多出場数を更新してしまった。
 今週、同じくカリフォルニアで行われるWGC-アクセンチュアマッチプレー選手権(2月22日開催)までに果たしてウッズが回復できるのか、その動向に注目が集まる。

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