不動裕理が今季2戦目で優勝<アコーディアゴルフレディス>
2006-03-13

日本女子ツアー・アコーディアゴルフレディス<3月10〜12日・宮崎県・青島GC 6424ヤード パー72>
取材・文/小高 拓
写真/佐々木 啓
7年連続賞金女王に向けて、不動裕理が新規大会のアコーディアレディスの初代女王の座を手にした。
「(前週優勝の)西塚(美希世)さんと握手しておいてよかったです。刺激を受けたし、続くことができました」(不動)
今季初V、ツアー通算39勝目は行動を共にするプロ仲間の西塚から授かった運が導いてくれた。
最終日首位でスタートしながら、この日の不動のゴルフは女王らしからぬ内容だった。1番パー4でボギーをたたき、2番パー5で2位の大場美智恵がバーディを奪うと、早くも首位の座を明け渡した。
「(序盤に逆転されても)優勝のことは考えていませんでした。あせりもなかったし、これで負けても、まだ2戦目だし、これからチャンスはたくさんあるから、いい勉強になると思っていました」
淡々と自分のゴルフに徹した不動だが、18ホール中8ホールでパーオンを逃し、ボギーも3つたたくなど、見せ場はほとんどなかった。
「拾って拾ってチャンスで取る、苦しい内容でした。結果的に勝ててよかったですけど、(最終日の)73には満足できません。優勝よりも大切なのは、自分の思ったゴルフをすることですから」
と、勝利を手にしながらも喜びは少ない。
例年スロースターターと言われる不動、スピード優勝を飾ったが、ゴルフの内容は例年通りスロースタートといえそうだ。
「大切な場面でパットが入ったのは収穫です。アイアンを新しくしたこともあるし、ショットはこれからです」(不動)
アイアンショットの精度を高めるために、シャープなヘッドに変更した新兵器を自分の物にすることを目指す。
「でも、しばらく勝てないと周囲が心配するし、そうなると自分もアレっていう感じになるんです。内容は別としてここで勝てたことは、余裕じゃないけど楽になります。これから安心して戦っていきたい」(不動)
2年連続で賞金女王の対抗馬だった宮里藍なき今、エンジン全開前に勝ちを手にした不動の7年連続賞金女王への視界は良好だ。



