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プロ2年目の飯島茜がツアー初優勝<近未来通信クイーンズオープン>

2006-03-20


日本女子ツアー・近未来通信クイーンズオープン<3月17〜19日・鹿児島県・鹿児島高牧CC 6234ヤード パー72>

取材・文/稲垣典子
写真/村上 航

 各選手がスコアメイクに苦しむ難コースを制したのはプロ2年目、ツアー初優勝の飯島茜(TOTO所属)だった。
「絶対に優勝したい。強い思いを抱いて試合に臨みました。でもこんなに早い段階で実現するなんて……。まだ優勝したという実感がわきません」(飯島)
 昨年のゴルフ5レディスでは、最終日、首位タイでスタートしたもののスコアを伸ばせず2位タイ。そのときの苦い経験があったからこそ、今回の優勝がある。

「耐えるところは耐えて、取れるところでは取っていく」(飯島)
 その作戦通り、前半は3バーディ、3ボギーの36とスコアを伸ばせずにいたが、後半に入ってからは正確なショットを武器に着実にスコアを伸ばした。
 まずは10番(515ヤード・パー5)でバーディ。そして16番(328ヤード・パー4)、続く17番(460ヤード・パー5)でもバーディを決めて独走態勢。最終18番(375ヤード・パー4)こそ3パットのボギーとしたが、バックナインはツアー初優勝がかかっているとは思えないほど冷静な試合展開だった。
 正月が明けてからの6週間は寒い日本を離れ、米カリフォルニア州で名コーチ、ジョー・ティール氏に弟子入り。
「スイングからメンタルな面まで、ゴルフのすべてを学んだ」(飯島)
 しかし、開幕戦のダイキンオーキッドレディスと、続く第2戦目のアコーディア・ゴルフレディスでは、スイングがバラバラになり絶不調。その不調を救ったのが、ずっと飯島を見守り続けている父、一男さん(53)だった。
「ダウンスイングで先に手が返ってしまいフックが出るという、今までにないクセが出てしまったんです。いつもスイングを見てくれている父にチェックをしてもらったらよくなりました」(飯島)
 開幕からの3連戦を付きっきりで応援する父と、一緒につかんだツアー初優勝。
「今年の目標はツアーでまず1勝することだったのですが、これでさらに高い目標が持てます。新しいスタート地点に立てました」(飯島)
 さらなる飛躍が期待できる、ニューヒロインの誕生だ。

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