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プレイヤーズ UP TO DATE:茂木宏美

2006-03-20


猛追ならず2位。1打のミスに泣いた

取材・文/稲垣典子
写真/村上 航

 近未来通信クイーンズカップが開催された鹿児島高牧CCは、フェアウエーやグリーンのアンジュレーションに加え、ハザードが巧みに絡んだ難易度が高いコース。狙った場所へピンポイントでショットを運んでいかなくてはスコアメイクが厳しい。最終日はさらに時折吹く強風の影響で、各選手とも苦戦を強いられた。
 そんなタフなコンディションの中、最終組の大塚有理子と飯島茜はバーディとボギーの繰り返しで、一進一退の激しい攻防戦を展開。その間に首位と3打差の5位タイでスタートした茂木宏美が、6番でバーディを奪うと12番、13番を連続バーディとし、一時は首位と並走するという猛追を見せた。

 ところが、15番(150ヤード・パー3)でティショットをグリーン手前、アゴの高いバンカーへ打ち込み、ようやく脱出はしたものの3パットのダブルボギーを叩いてしまった。
「ティショットが完全にミスショットでした。肩に力が入ったのかな」(茂木)
 3日間を通してただひとりだけオーバーパーを叩かず、最終日の70は優勝した飯島茜、5位タイに入った李定垠とともに、この日のベストスコア。しかも飯島のパッティング数が29なのに対し、茂木は24と、スコアメイクの要であるパッティングが好調だっただけに、1打のミスが悔やまれる。
「シーズンの出だしとしてはいいスタートで、優勝争いにも加われています。次のスタジオアリス女子オープンまで2週間の休みがあるので、それまでに立て直します」(茂木)
 と謙虚に語るが、アコーディア・ゴルフレディス2位タイ、そして今大会で単独2位。あと一歩のところで優勝を逃しているだけに、内心は闘志でみなぎっているはずだ。
「次戦では最終日、最終組でラウンドしたい」(茂木)
 3戦が終わったところで、すでに賞金額は1000万円超え。かつてない最速のペースで賞金を加算し、このペースでいけば、女王・不動裕理を脅かす筆頭候補になることは間違いない。賞金女王も視野に入れ、2004年のマンシングウェアレディース東海クラシック以来のツアー3勝目に照準を合わせる。

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