ベテラン、ジュリー・インクスターが逆転優勝<セーフウェイインターナショナル>
2006-03-20
USPGAツアー・セーフウェイインターナショナル<3月16〜19日・米国アリゾナ州・スーパーステーションマウンテンG&CC 6620ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
今シーズン勢いの止まらない韓国勢をベテラン、ジュリー・インクスターが抑えた。
インクスターは最終日67とスコアを5つ伸ばし通算15アンダー、前日首位のサラ・リー(李貞妍)に2打差をつけ逆転優勝。2003年のエビアンマスターズ以来、約2年8カ月ぶりの優勝を挙げた。
悪天候に見舞われた最終日、砂漠のアリゾナに季節はずれの冷たい雨が降り続き、凍える中でのプレーとなった。
今季ハワイでの2戦を韓国勢が優勝、先週は女王アニカ・ソレンスタムの登場で優勝をさらわれたが、今大会の最終日も最終組は、首位のサラ・リー(李貞妍)とアリ・ソ\ン(宋アリ)という韓国の二人だ。
上位がスコアを伸ばせない中、10アンダーでスタートしたインクスターは前半で2つスコアを伸ばし、インに入って、14番のバーディでリーを捕らえた。一方、最終組の二人には、14番で大きな落とし穴が待っていた。
310ヤードと距離のないパー4、風が吹けば1オンも狙えるホールだが、リーのティショットは大きく曲がり左のデザート(砂場)へ、さらに第2打もバンカーに入り、そしてここからシャンクをしてグリーンを大きく右にはずす。同じくソンもデザートからバンカーに入れてこのホールは両者がダブルボギー。\n 一つ前の組のインクスターは、最終18番パー5で第3打を1メートルに付けてバーディ、先に15アンダーでホールアウト。リーは17番パー3でもグリーン奥に外しボギー、2打差の13アンダーで18番へ。しかしこの悪コンディションでは2オンは不可能。最後の望みをかけたリーのアプローチは、無情にもカップ右を通り過ぎた。この瞬間、今季初のアメリカ人、インクスターの優勝に、ポーラ・クリーマー、クリスティー・カーらのソ\ルハイムカップ米メンバーが大喝采だ。
韓国勢に席巻される米女子ツアー、さらにヤングパワーに負けじとベテランの活躍が続く4戦目となった。


