不動裕理が史上最年少で通算40勝を達成!<ライフカードレディス>
2006-04-17

日本女子ツアー・ライフカードレディス<4月14〜16日 熊本県・熊本空港CC 6423ヤード パー72>
取材・文/吉永達生
写真/石田淳一
女王が本気になれば国内に敵はいない! 不動裕理が圧倒的な強さを見せつけ、29歳6カ月の史上最年少でツアー通算40勝目を飾った。
初日4アンダーで3位につけ、雨が降り続いた2日目には2アンダーをマークして通算6アンダー、2位と3打差をつけたてトップに立った不動。
最終日も、後続グループがなかなかスコアを伸ばせずに苦しんでいるなか、前半に1つバーディを奪い、さらに12番ホールでもバーディを決めて独走状態を築いていった。
しかし、終盤、昨年の賞金ランキング3位の大山志保が猛追。それを知らなかった不動は、
「16番ホールまでリーダーズボードがなくてマイペースでやっていたんですが、大山さんが2打差になっていて“あ、やばい!”って。のどが渇きました」
と、さすがの不動もいきなりの混戦に動揺した。さらに、大山が17番でバーディを奪って1打差とさらに差を縮めてきた。
しかし、そこは女王。17番のショットを打つときの不動の表情は引き締まっていた。安全運転をしていた不動がアクセルをひと踏みした。\n ティショットをフェアウエーど真ん中に運び、5番アイアンで振り抜いたボールはピンの右手前4メートルにオン。鋭い目で“左カップ外側”とラインをしっかり読みきってバーディ! 一気に勝負の流れを引き戻した。
あとは女王のゴルフ。18番ホール(456ヤード、パー5)では、2オン2パットのバーディフィニッシュで勝利に華を添えた。
これで今季4戦2勝。史上最年少となるツアー通算40勝を達成した。
「40という数字にこだわりはありません。でも、地元の熊本で勝てたのがうれしい」
と不動。40勝は女王にとってはあくまでも通過点にしかすぎない。
これまで親友の西塚美希世に譲っていた賞金ランキングも、“定位置”の1位に躍り出た。7年連続賞金女王へ向け、不動が動き出した。


