開幕戦を制したのはオーストラリアのウェイン・パースキー<東建ホームメイトカップ>
2006-04-17

日本男子ツアー・東建ホームメイトカップ<4月13〜16日 岐阜県・東建塩河CC 6906ヤード パー72>
取材・文/井上兼行
写真/鈴木 祥
日本男子ツアーの2006年シーズン開幕戦の東建ホームメイトカップ。今年の舞台は、男子ツアー初開催となった岐阜県の東建塩河CC。距離が7000ヤードを切ることや、フェアウエーも比較的広いことから、試合はバーディー合戦となった。
その戦いを21アンダーで制したのは、クオリファイングトーナメント(シード権を持たない選手の優先出場順位を決める大会)12位の資格で出場したオーストラリア出身の31歳、ウェイン・パースキー。
03年に10試合、04年に1試合、日本ツアー出場の経験があり、これまでの最高位は5位タイ(03年アイフルカップ)。奮わない成績に、落ち込むときもあったが、
「オーストラリアと日本は、行き来がしやすいし、時差も小さい。母国のツアーより、質も規模も大きい日本ツアーでもう一度頑張りたいと思った」
と参戦を続けた。趣味の域を超えて没頭していたカーレースも、
「ボクはシューマッハにはなれないと思ったし、妻からも危険だといわれたんだ」
と、一昨年からやめてゴルフ一つに集中した。今オフは、苦手としていたグリーン周りの練習を集中的に行い、今回ツアー初優勝につながった。
「ドライバーの方向性に絶対の自信を持っているわけじゃないけど、このコースは、比較的楽な気持ちでドライバーを打てるし、オフに練習したウェッジゲーム(グリーン周り)がよくできた。そうすれば、パッティングも楽な気持ちで打てるから、今回の成績につながった。コースが、すごく自分のゴルフに合っていた」
オーストラレイジアンツアーで1勝の経験があるが、
「03年シーズンよりも、自分は強くなっていると思う。何としても、日本ツアーで1勝することが目標だったけど、開幕戦で目標を達成してしまった。早く次の目標を早く立てないとね(笑)」
昨年第一子が生まれ、今年10月には二人目が誕生する予定だ。\n「将来的には米ツアーで戦うかもしれないが、今は日本ツアーで頑張りたい。今年は、もっと活躍して新人王を取りたい」
優勝した夜は、日本ツアーに誘ってくれたブレンダン・ジョーンズと、ビールパーティーで祝勝会。これまでの苦労も吹っ飛ぶ最高の美酒に酔いしれた。


