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アーロン・バドレーがツアー初優勝<ベライゾンヘリテイジ>

2006-04-17

USPGAツアー・ベライゾンヘリテイジ<4月13〜16日 米国サウスカロライナ州・ハーバータウンGL 6973ヤード パー71>

取材・文/武川玲子

 アーロン・バドレーがジム・フューリックを抑え通算15アンダーでツアー初優勝を飾った。
 前日66の好スコアをマークし、フューリックと並んで首位タイでスタートしたバドレー。この2人を4打差のアーニー・エルスが追いかけるものの、インに入ってスコアを落とし脱落。ボーン・テイラーも猛チャージを見せたが届かず、優勝争いは最終組のバドレーとフューリックに絞られた。
 前半でチャージを見せたバドレーだったが、インに入って10番でバーディを奪ったフューリックに首位を明け渡す。しかし、今日のバドレーは強かった。14、15番を連続バーディとし、逆に1打差で首位を奪い返した。

 バドレー1打リードで迎えた最終18番パー4。バドレーのセカンドはグリーン右奥にこぼれ、1打差で追うフューリックは、残り151ヤードをPWでピン上2.5メートルに付けた。この時ばかりは普段温和なフューリックも拳を上げてのガッツポーズ。バドレーのアプローチはピンを1.8メートルショート。入れればプレーオフ、もしバドレーがパーパットを外せば優勝というバーディパットを何度も何度も仕切り直して打ったフューリック。だが、このパットは無情にもカップ左を通り過ぎた。
 そしてバドレー。去年結婚したばかりのリシェル夫人が手を合わせて目を閉じて祈る中、しっかりと打ったパーパットはカップに吸い込まれた。
「今日はタフな戦いになることは分かっていた。ジムは本当に戦士。だからどこまでも食い下がろうと思っていた」(バドレー)
 優勝が決まった瞬間にハーバータウンの船から大きな汽笛が鳴り響いた。そしてリシェル夫人が駆け寄った。25才のバドレーにとって、昨日、4月15日は2人の結婚1年の記念日だった。
「今週がこんなに特別な1週間になるとは信じられない」
 というバドレーだが、かつて、ジャック・ニクラウスの再来と呼ばれ、タイガー・ウッズに「僕が19才の時あんなに良いボールは打っていなかった」と言わしめた大器。ツアー4年目の初勝利は少々遅かったくらいかもしれない。

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