スチュアート・アップルビーが通算19アンダーで圧勝<シェルヒューストンオープン>
2006-04-24
USPGAツアー・シェルヒューストンオープン<4月20〜23日 米国テキサス州・レッドストーンGC 7457ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
首位でスタートしたスチュアート・アップルビーが67とスコアを伸ばし、通算19アンダーで優勝。2位以下に6打差を付けての圧勝だった。
初日から4日間首位を守って完全優勝を果たしたアップルビーは、自身初となる(1月メルセデス選手権に続き)同シーズン2勝目、PGAツアー通算8勝目を挙げた。
早朝に濃い霧が発生した最終日は、スタートが40分遅れるというアクシデント。しかし、2位のマティアス・グロンベリ(スエーデン)に2打差の14アンダーでスタートしたアップルビーは、1番で6メートルを沈める好スタート。3番をボギーとしたものの、4番、6番とバーディを奪いスコアを伸ばす。3打差のまま何とか食い下がるグロンベリは、8番パー5、グリーン奥からのアプローチで果敢にイーグルを狙うが、これがカップに蹴られてしまった。チャンスを逃したグロンベリは、9番パー3でカラーから3パットして引き離され、後半もチャンスをものにできなかった。
4打差で迎えた後半は、すでにアップルビーの独走状態。13番でバーディを奪い通算20アンダーになると、02年にビジェイ・シンが達成した22アンダーのトーナメント記録へ挑戦となった。
しかし、14番をボギーとしたアップルビーは残るラウンドを手堅くプレー。新記録とはならなかったが、余裕の優勝となった。
「この数年間、毎年シーズン初めに良いスタート(メルセデス選手権3連覇)していたのに、2勝目が挙げられなかった。だからシーズン2勝は僕の目標だった。年間5勝しても“悪いシーズンだった”と言う選手もいるけれど(笑)。僕にとっては大きな目標達成になった。これで次のレベルに行けることを願っている」(アップルビー)
さて、アップルビーと最終組でのプレーとなったマティアス・グロンベリ。36才のストックホルム出身のスウェーデン人だ。サッカー少年だったグロンベリが、ゴルフに目覚めたのは15才、そして90年に20才でプロ入りして、欧州ツアーですでに4勝を挙げている。
Qスクールを経て04年から米PGAツアーにフル参戦しているが、シードを確保できずにネーションワイドツアーにも参戦してきた苦労人でもある。最終日は73と崩れたが、今季はこれで8試合戦って自己ベストとなる4位、今季はいよいよ米ツアーでも初優勝が見えてきそうだ。


