日本ツアー復帰のB・ジョーンズが2年振りのV<つるやオープン>
2006-04-24

日本男子ツアー・つるやオープン<4月20〜23日・兵庫県・山の原GC山の原C 6778ヤード パー71>
取材・文/稲垣典子
写真/佐々木 啓
勝因は14番(460ヤード、パー4)のティショットで使ったバフィ(4番ウッド)だった。
フックボールを持ち球とするブレンダン・ジョーンズは、3日目はトリプルボギーをたたくなど、このホールを苦手としていたが、最終日は、4番ウッドでティショット打って左のOBを避け手堅くパーをキープ。ここからヴィクトリーロードを独走した。
先週、同じオーストラリア出身の親友、ウェイン・パースキーがツアー初優勝をあげた際も、挨拶などで大忙しのパースキーに代わり、キャディバッグを片付けたり、せっせと荷造りしていたのがジョーンズだった。そのパースキーが「今週は、君の番」と、熱いエールを送っていた。
「ブレンダンは、開幕戦なのにゲームの組み立て方がとてもよかったんだ。たまたまボクが勝ったけど、次は絶対に彼だと確信していたよ」(パースキー)
昨シーズンは米下部組織ネーションワイドツアーの資格で、USレギュラーツアーの出場権を手中に収めたジョーンズ。本格参戦を果たしたものの、BCオープンでの2位が最高で、出場28試合中14試合で予選落ち、棄権1回。賞金ランクは144位で、今季の出場権を獲得できなかった。\n それについてジョーンズは、
「トッププレーヤーの存在がプレッシャーになって、自分のゲームができなかった。どう頑張っても彼らに勝てない……、そんな気がしてしまったんだ」
と、ウッズやミケルソン、エルス、シン、グーセンら“超大物の存在”が原因だったという。\n 今後は大好きな日本ツアーでまた自信を取り戻して、アメリカに再チャレンジしたいというジョーンズは、
「開幕前に予感があって、奥さんには『今年はよい年になるはずだよ』って話して出てきたんだ。早速そのとおりになって、とてもハッピー! 来週のクラウンズも勝って2週連続優勝したい」\n と決意を新たにしていた。
今年の台風の目として、活躍が楽しみな注目選手だ。


