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プレイヤーズ UP TO DATE:杉原輝雄

2006-04-24


関西のドン、杉原輝雄が “世界記録”樹立

取材・文/稲垣典子
写真/佐々木 啓

 つるやオープンの2日目、107位からスタートした杉原輝雄だったが、4バーディ、2ボギーの2アンダー69をマーク。通算4オーバーの53位で01年「静岡オープン」以来、5年1カ月、58試合ぶりに予選を通過した。\n 68歳10カ月7日という年齢でレギュラーツアーの決勝ラウンドに進出したのは、国内最年長記録。さらに米ツアーの予選通過高齢記録はサム・スニードの67歳2カ月21日だから、杉原はレギュラーツアーで米ツアー記録をも抜く“世界新”の快挙を成し遂げたということになる。\n そして「エージシュートを目指す」と公言してスタートした決勝ラウンド。
 3日目は75、最終日も77とスコアを崩したが、ラウンド後の杉原の顔は充実感に満ち溢れていた。
「みんなが喜んでくれるのは嬉しかったけれど。世界世界っていっても、予選通っただけじゃ、情けないな」

 杉原の予選通過を知り、午前3時に起床して静岡県から駆けつけた観客もいた。最終組以上のギャラリーを引き連れ、プレー後のサイン会では長蛇の列ができた。今もなお、圧倒的な人気を誇るドン。\n 今年から日本ゴルフツアー機構(JGTO)がサポーターズバッジを発売しているが、3日目には今大会分が完売。急きょ次週の「中日クラウンズ」で販売する予\定の40個を追加販売したが、これも最終日の早い時間に売り切れてしまった。
「元気がないといわれている男子ツアーの話題作りに少しでも貢献できたかな?」
 と、現在の日本男子ゴルフツアーの低迷を危惧する発言もあったが、70歳になっても予選を通りたいと、尽きない夢を語ったドン。\n 5年ぶりのツアー賞金獲得も、「赤字だよ」とバッサリ。しかし、この結果がかえって闘志を燃え上がらせる。ドン杉原はあくまでも“ドン欲”だ。

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