今季絶好調! ロレーナ・オチョアが逆転優勝<サイベースクラシック>
2006-05-22
USLPGAツアー・サイベースクラシック<5月18〜21日 米国ニューヨーク州・ワイカギルCC 6223ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
今週のニューヨークは雷雨続き。練習日から雷雨に見舞われ続け、ついに金曜日の第2ラウンドが中止、その結果、大会は54ホールに短縮された。
最終日は、首位と4打差でスタートしたロレーナ・オチョア(メキシコ)が、5バーディ、ノーボギーと見事なプレーで、グローリア・パク、アニカ・ソレンスタムを逆転し、武富士クラシックに続く今季2勝目、ツアー通算5勝目を飾った。\n まるでメジャーのようなセッティングだった。フェアウエーは狭く、ラフも長い。そしてグリーンも速い。その上、悪天候で冷たい強風も吹く最悪のコンディションとなり、スコアを落とす選手が続出した。
不振の続くソレンスタムは、首位のパクと1打差2位でスタートし、いきなり1番でバーディを奪い首位に並ぶ。パクがスコアを落とし、前半で単独首位に、いよいよソ\レンスタム復活かと思われた。しかし9番パー4、セカンドが大きく打ち上げになったホールで、悪夢が待っていた。
ティショットをフェアウエーに打ったソレンスタムは、9番アイアンで打ち上げのグリーンを狙ったが、これがスピンして下のフェアウエーまで戻ってきてしまった。さらに2回目、3回目までもが落ちてくる。ようやく4回目となった5打目でグリーンを捕らえたものの、このホールをまさかのトリプルボギー。一気にイーブンまでスコアを落としたソ\レンスタムに代わり、前半で1つスコアを伸ばした1アンダーのオチョアが首位に躍り出た。そこから後半に入ってオチョアの猛チャージ。11番で1.2メートル、12番1.5メートル、15番では5メートルを次々に決めるバーディラッシュ。最終18番でも1.5メートルのバーディを決めて、2位の韓熙円(韓国)らに2打差をつけて逃げ切った。
優勝を逃したソレンスタムは、\n「これまでに9番で、1度はボールが落ちてきたことがあったが、3度は初めて。あんなに良いショットを打ったのに」
と、ショックを隠しきれない。
オチョアは、今季優勝は2度目ながら、クラフトナビスコの2位以来、武富士クラシックで優勝、その後3試合連続2位と絶好調。賞金ランクもカリー・ウエブを抜いて再びトップに躍り出た。
「今の好調はオフシーズンの成果、自分の努力をとても誇りに思っています。賞金女王にはまだまだ長い道のり、これからもっと試合に勝つことを考えたい」(オチョア)
まだまだ、オチョアの快進撃は止みそうにない。


