ジェフ・マガートが7年ぶりの勝利<フェデックス・セントジュードクラシック>
2006-05-29
USPGAツアー・フェデックス・セントジュードクラシック<5月25〜28日 米国テネシー州・TPC・アット・サウスウインド 7244ヤード パー70>
取材・文/武川玲子
今週“7年ぶりの美酒”に酔ったのはマガートだった。先週、同じく7年ぶりに優勝を飾ったティム・ヘロンが、3日目を終えてトム・パーニスと並び7アンダーで首位。2週連続Vを狙うヘロンだったが、3打差6位タイからスタートした42才3カ月のマガートのパットが、終盤、冴えに冴えまくった。
最終日は、4打差に8人がひしめく混戦。首位のヘロンはスタートでボギー、7番でティショットを左の深いラフに入れてダブルボギーとして戦線脱落、一時は6アンダーで、5人が首位に並んだ。
その混戦の中から抜け出したのがマガートだった。11番でバーディを奪い、ジョン・クックとパーニスに1打リードして迎えた16番パー5。マガートは、グリーンエッジまで232ヤードを2番アイアンで2オン、そして12メートルのイーグルパットを見事に沈めて2打リード。続く17番パー4でも11メートルのロングパットを沈めてバーディを奪い、ダメ押しをした。マガートは、最終日、1イーグル・4バーディ・1ボギーの65とスコアを5つ伸ばし、2位のパーニスに3打差を付け逆転優勝を飾った。 今季初優勝、ツアー通算3勝目となった。
マガートが、前回にツアー勝利を収めたのは99年のWGCマッチプレー、それから実に7年の月日が流れていた。その前はというと93年のウオルト・ディズニーだった。マガートの今季は不調続きで、4月のシェル・ヒューストンオープンから3試合連続予選落ちが続いていた。そのため、先週のコロニアルには出場資格がなく、また来週のメモリアルにも、今日勝つまで資格がなかった。急遽、エントリーしたこの試合で、不調だったパットが激変、今日の勝利に繋がった。\n「7年も経ったなんて信じられない。勝ちこそ出来なかったが、この7年は私にはとても幸せな時間だった。5人の子供に囲まれて、ゴルフ以上に大切なことがたくさんあった。その上で今日、42才で優勝ができた。こんな幸せなことはない。後はもう一度ライダーカップでプレーができれば・・・」
42才のマガート、この夏はその夢を追いかけるという。
また、最終日に3バーディ・ノーボギーとスコアを3つ伸ばした丸山大輔が、通算3アンダーで5位タイと大健闘。今季9試合に出場し5位タイはもちろん自己ベストだ。賞金18万2650ドルを稼ぎ、ランクも135位と先週から50位もアップ、丸山茂樹と並んでこちらも調子を上げてきた。


