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プロ入り9年目の増田伸洋がツアー初優勝!<マンダムルシードよみうりオープン>

2006-06-19


日本男子ツアー・マンダムルシードよみうりオープン<<6月15〜18日・兵庫県・よみうりCC 7161ヤード パー72>

取材・文/井上兼行
写真/藤田雄二

 連日の悪天候となった今大会は、3日連続でサスペンデッドとなり、最終日も早朝に第3ラウンドの残りをプレー。そこで首位に立った増田伸洋が最終ラウンドもスコアを伸ばし、通算14アンダー、2位のY・E・ヤンに1打差で、プロ入り9年目の初優勝を飾った。
 増田は高校(流通経済大学付属柏)時代、ラグビー部で活躍し、卒業時にはいくつかの有名大学から誘いがあったほどの実力者。しかし、卒業と同時にゴルフを始めた。その理由は、
「実家はゴルフ練習場、でもプロがいなかった。それはやっぱりおかしいんじゃないかって。だからボクが目指すことになったんです」

 18歳でクラブを握り、球を打ち始めたのは双伸ゴルフセンター。増田が生まれた年に父の一仁さんが開業した。33打席、150ヤードと決して大きくはないが、いつでも球を打てる環境と、同ゴルフセンターが日大ゴルフ部の練習の場でもあったことから、
「宮本(勝昌)さんや野上(貴夫)さんも練習に来ていたんです。合間にいろいろ教えてもらいました」
 98年に6回目の挑戦でプロテストに合格。99年の春にプロデビューを飾り、03年に初シード。ゴルフを始めて15年、プロになって9年目でのツアー初優勝は、
「ん〜、長かったのか、短かったのか……。今のシード選手はジュニア時代から活躍している人が多く、自分のように18歳で始めた研修生経験者は本当に少ない。それでも、自分の中では一歩一歩ステップアップしてきたと思うし、だから長くはなかったですね。もちろん優勝を狙って最終ラウンドは臨みましたし、これで認めてもらえると思う。やっぱり一つ勝たない何も始まらないと思いますしね。今はとにかくうれしいです」
 これまでは、2度の2位が最高だったが、自身初のトップタイで臨んだ第4ラウンドでも、
「不思議と緊張はしていなかった」
 という増田。前半で3つ、後半で1つ伸ばしての優勝は、大きな自信となったはずだ。
 今シーズンは9試合を消化し、初優勝者が5人目。男子ツアーは戦国時代の様相を呈してきた。

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