張晶(韓国)が昨年全英女子オープン以来の勝利!<ウェグマンズLPGA>
2006-06-26
USLPGAツアー・ウェグマンズLPGA<6月22〜25日 米国ニューヨーク州・ローカストヒルCC 6221ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
1打差の首位でスタートした張晶(韓国)が5バーディ2ボギーの70とスコアを2つ伸ばし通算13アンダー、最終日5アンダーとスコアを伸ばしたフリエタ・グラナダ(パラグアイ)を1打差で振り切り、今季初優勝。昨年8月の全英女子オープンに続くツアー通算2勝目を挙げた。
試合は、終盤の16番でパーセーブをした張と、グラナダとマーシー・バードの3人が通算12アンダーで首位タイに並ぶ混戦となった。しかし、続く17番パー5、残り85ヤードをサンドウェッジで打った張の第3打が、ピンに当たってカップの左90センチについた。このバーディで張が一つ抜け出した。
最終ホールをパーとし、勝利を決めた張に韓国選手と応援に駆けつけたボーイフレンドが、シャンパンを持って走り寄った。これで4週連続韓国勢が優勝。いつもはシャンパンを掛ける側の張が、今日は美酒に酔う番だった。
「長い間待った勝利です。もう1年以上が過ぎたように感じます。だからこの勝利は全英よりもっとうれしい」
と、ギャラリーの大声援に両手を挙げて応える張。
決して楽な勝利ではなかった。序盤でスコアを伸ばしたルーキーのブリタニー・ラングが首位を奪ったが、後半ティショットが乱れスコアを2つ落とした。張には先月のコーニングクラシックでの苦い思い出があった。最終日を首位で迎えたが、リーダーボードを気にしすぎスコアを大きく崩してしまった。
「あのコーニングでの経験が大きく生かされました。スコアボードばかり気にしている私にキャディが“見るな”って。それで自分のゴルフに集中したんです。だから18番では自分がリードしていることさえ知りませんでした。グリーンに来て、ようやくこれを2パットで沈めれば勝てるって分かったんです」
と張は、無欲のゴルフが勝利に繋がったという。
一方、諸見里しのぶは、初日は3アンダーの5位タイと好発進。2日目は74と崩れたが、3日目は71としてアンダーパーを維持、最終日も3バーディ2ボギーの71。通算3アンダーの34位タイと今季自己ベストでのフィニッシュ、久しぶりに笑顔が戻った。諸見里は来週一時帰国し、日本で3試合に出場した後再び渡米する。


