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高橋竜彦が国内公式戦初制覇!!<UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ>

2006-07-03


日本男子ツアー・UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ<6月29〜7月2日・茨城県・宍戸ヒルズCC 7179ヤード パー70>

取材・文/吉永達生
写真/佐々木 啓

 ツアープレーヤーナンバー1を決める国内公式戦のUBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ。今年からUBSが冠スポンサーについたことで優勝賞金が600万円増えて3000万円にグレードアップ。勝者には、翌年からの5年シードに加え、8月の世界ゴルフ選手権「ブリヂストンインビテーショナル」の出場権が与えられる。
 今年も公式戦ゆえ、深いラフがフェアウエーを囲み、傾斜のきついグリーンが選手たちを苦しめた。
 しかし、ツアー2勝目、公式戦初優勝を飾った高橋竜彦には、ラフの存在は関係なかった。ティショットが確実にフェアウエーをとらえ、アイアンショットをバーディエリアに寄せる。そして、しびれることなくパッティングを決めていった。

 最終日、2位と1打差の首位でスタートした高橋。最も難易度が高い2番ホール(470ヤード、パー4)で先制パンチ。ティショットをフェアウエーに運び、目の前の木がスタイミーになったものの、5番アイアンでフェースを開いてインテンショナルスライスをかけ、ピン手前1.2メートルに2オン。しっかりバーディパットを決めた。
 同組の中嶋常幸や一つ前の組の平塚哲二が追い上げてきたが、それでもティショットをフェアウエーに運び、試合を優位に進めていった。
 そして、15番(パー5)で、2打差まで迫っていた平塚が痛恨のダブルボギー。中嶋もボギーをたたいて脱落していった。2位グループとの差は4ストロークに広がった。
「残り3ホールで4打差になったことで、“勝てる”というよりも“勝たないといけない”と思いました。皆さんはこの時点で高橋が優勝するだろうと思ったことでしょう。でも、16番には池があるし、17番も昨日池に入れてダブルボギーにしていたので、気が抜けませんでした」
 と、そのときの心境を語った高橋。逃げずにピンを狙ってパーを重ねていった。
「おめでとう!」
 18番のティショットをフェアウエーに運んだ時点で、中嶋が高橋に声をかけた。
「あこがれの中嶋さんと戦えて、しかも勝ててうれしかった」
 と、高橋は無邪気に喜んだ。
 昨年、ツアー初優勝したときのウイニングボールは、いつも支えてくれている妻でありプロゴルファーの葉月さんにプレゼントしたが、今回はギャラリースタンドに投げ込んだ。葉月さんには、勝利をぐっと引き寄せた14番ホールでバーディを奪ったボールをそっと手渡した。
 これで5年シード、世界ゴルフ選手権のブリヂストンインビテーショナルの出場権を獲得した。
「これまでは日本のツアーで勝つこと、特に“日本”とつくタイトルを取ることが夢でしたが、これからは、チャンスをもらったのでどんどん上を目指していきたいです」
 日本ツアー育ちの高橋が、日本ツアープレーヤーの代表として、タイガー・ウッズ、そしてファイヤーストーンに挑む!\n

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