キム・ミヒョン(韓国)が今季2勝目<ジェミーファー・オーエンズ・コーニングクラシック>
2006-07-17
USLPGAツアー・ジェミーファー・オーエンス・コーニングクラシック<7月13〜16日 米国オハイオ州・ハイランドメドウズGC 6408ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
キム・ミヒョン(韓国)が、ツアー初優勝を目指すナタリー・ガルビス(米)との3ホールのプレーオフを制し、ギンクラブ&リゾーツに続く今季2勝目、ツアー通算7勝目を飾った。
ツアー5年目を迎えるナタリー・ガルビス(23才)は、ファッション誌にもしばしば登場し、カレンダーで水着姿を披露するなど、その美貌とスタイルで一躍ツアーの人気者となった選手。現在のLPGAツアーの若手の代表でもあり、初優勝が待たれる選手だったが、今回もまたお預けとなってしまった。
首位タイにミヒョンとガルビスが並んでスタートした最終日。前半で5連続バーディを奪ったガルビスが、一時はミヒョンに4打差を付けた。しかし、中盤からミヒョンの追い上げが始まり、17番パー5で3メートルを沈めてバーディを奪ったミヒョンが、ついにガルビスを捕らえた。最終18番もパー5。両者バーディチャンスに付けながらもパットが入らず、ともにスコアを6つ伸ばした65、通算18アンダーで戦いはプレーオフへともつれ込んだ。
プレーオフ1ホール目となった18番パー5。両者パーで分け、戦いは2ホール目の17番パー5へ。ミヒョンが珍しくセカンドを左に曲げたのを見たガルビスは、2メートルのバーディチャンスに付けた。が、このガルビスのバーディトライは、カップの手前でわずかに右にはずれて、そのまま戦いは3ホール目へと続く。
再び18番パー5。ガルビスは右下3メートル、ミヒョンは右上5メートルのバーディチャンス。ガルビス有利と思われたが、パットの名手ミヒョンは強かった。この下りのパットをカップ左端からねじ込んで先にバーディを奪い、大きくガッツポーズ。プレッシャーを掛けられたガルビスは苦笑い。慎重にラインを読んで打ったバーディトライは、カップの右端を通り過ぎてしまった。この瞬間、優勝はミヒョンの下へ。親友のポーラ・クリーマーが見守る中、ガルビスは初優勝を飾ることができなかった。
「5年前にツアーに初めて出場したときから、ずっと勝てると思ってきた。最終日を首位で迎えたことも何度もあった、そして最終日に60代でプレーしても勝てない。でも、4日間すごくいいプレーをしたのだから、ポジティブに考える。これで終わりじゃないし、今後の大きな試合に期待をしている」
と、前向きにとらえるガルビス。優勝こそ逃したが今季は好調、この2位でツアー最終戦のADTプレーオフの出場権も獲得。今季後半戦での初優勝に期待がかかる。


